公共施設マネジメント(ファシリティマネジメント)に取り組んでいます

更新日:2020年03月27日

岡谷市公共施設等総合管理計画ー次世代に引き継ぐ市民サービスの拠点の創造をめざしてー

 高度経済成長期に一斉に整備された公共施設やインフラの老朽化が全国的な問題となっており、総務省から平成26年4月にすべての自治体に対し、地方公共団体の厳しい財政状況や人口減少等により公共施設等の利用需要が変化していくことが予想されることを踏まえ、保有する公共施設等の状況を把握し、長期的な視点をもって、更新・統廃合・長寿命化など計画的に行うことにより、財政負担を軽減・平準化するとともに、公共施設等の最適な配置を実現することが必要として、公共施設等総合管理計画の策定要請がなされたことから、長期的な視点をもって、更新・統廃合・長寿命化などを計画的に行うことを目的に谷市公共施設等総合管理計画」を平成28年5月に策定しました。
 本市では、これまで高度経済成長期の人口増加への対応、市民サービスの向上や都市機能の充実を図るため、多くの公共施設や道路、水道などのインフラ施設の整備を進めてきましたが、これらは今後老朽化により一斉に更新時期を迎えることになります。
 このため、今後の公共施設等の整備や更新、維持管理等については、施設の老朽化に伴う財政負担の増大はもとより、今後も進行することが見込まれる人口減少、少子高齢化等による利用需要の変化や財政状況を踏まえながら、総合的かつ計画的に取り組んでいく必要があります。
 今後は、「岡谷市公共施設等総合管理計画」で示した公共施設マネジメントの方向性を踏まえ、公共施設の適正管理を具体的に進めていくための基本計画となる公共施設個別施設を推進していきます。

岡谷市公共施設等総合管理計画(案)のパブリックコメントの実施結果について

 「岡谷市公共施設等総合管理計画」の策定にあたり、平成28年4月22日から平成28年5月16日までの間、パブリックコメントを実施しましたので、その実施結果について公表します。

岡谷市公共施設個別施設計画

今後も進行することが見込まれる人口減少や少子高齢化の進展、市民ニーズの多様化などによる利用状況の変化など、本市の公共施設等を適切に管理運営していく環境は予想以上に厳しいものとなっております。

このような現状を踏まえ、本市では、最適な公共施設サービスと財政運営を両立させながら、公共施設を総合的かつ統括的に企画、管理、活用する仕組みである公共施設マネジメントに取り組むこととし、その基礎資料として、市が所有する公共施設の全体像と各用途別施設の現状分析をまとめた「岡谷市公共施設等総合管理計画」を平成28年5月に策定し、同計画で示した今後の公共施設マネジメントの方向性を踏まえ、公共施設の適正管理を具体的に進めていくための基本方針となる「岡谷市公共施設個別施設計画」を令和3年3月に策定しました。

今後は、本計画に基づき、将来の市の財政状況や人口規模を見据えつつ、多様化する市民ニーズへの対応や住みよいまちづくりを実現するための最適な公共施設の体系構築を推進します。

岡谷市公共施設個別施設計画(案)のパブリックコメントの実施結果について

「岡谷市公共施設個別施設計画」の策定にあたり、令和3年1月26日から令和3年2月15日までの間、パブリックコメントを実施しましたので、その実施結果について公表します。

岡谷市公共施設白書

 これまで本市は、人口や財政状況など市政を取り巻く社会環境と保有施設の概要、利用状況、維持管理経費などの実態を取りまとめた「岡谷市公共施設白書」を策定するとともに、平成28年5月には、公共施設マネジメント(施設経営)を推進するため「岡谷市公共施設等総合管理計画」を策定したところです。多様化する市民ニーズの変化等に的確に対応し、真に必要な施設サービスを今後も適切に維持していくためには、施設の適切な維持管理や運営方法の見直し等によるライフサイクルコストの低減を図ることはもちろん、施設の機能移転や複合化等による有効活用を推進し、施設サービスの費用対効果を最大限に発揮するための「公共施設マネジメント」を実践していく必要があります。
 このため、岡谷市公共施設白書に、公共施設マネジメントの要素を加え、将来的な人口構造の変化や社会動向、さらに、今後の大規模改修等の課題に的確に対応するため、各施設の老朽化の状況や運営・利用状況、維持管理費や運営費など、ハード・ソフトの両面から、客観的な指標により分析し、今後の公共施設マネジメントの推進方法を検討する上での基礎資料となっています。

過去の白書(2018年度~2021年度)

マンガで学ぶシリーズ!岡谷市公共施設等総合管理計画~岡谷市公共施設個別施設計画

  岡谷市では、最適な公共施設サービスと財政運営を両立させながら、公共施設を総合的かつ統括的に企画、管理、活用する仕組みである公共施設マネジメントに取り組んでいます。
  人口減少が進む中、「現状と課題」を知っていただくためのきっかけとして、マンガで解説をした特集記事を広報おかやに掲載しました。
 ご覧いただき、ご意見、ご質問などありましたら企画課までお問合せください。

マンガで学ぶ岡谷市公共施設マネジメント 2021.11 広報11月号

2021年広報おかや11月号

マンガでわかる!岡谷市公共施設等総合管理計画(2018年9月)の表紙

2018年広報おかや9月号

マンガでわかる!岡谷市公共施設等総合管理計画(2017年9月)の表紙

2017年広報おかや9月号

岡谷市公共施設のあり方検討市民会議

 本市では、これまで行財政改革の取り組みの中で、「公共施設のあり方検討」を位置づけ、市民参加による、施設を利用する市民の立場から、公共施設のあり方を検討する目的で平成19年に「岡谷市公共施設のあり方検討市民会議」を設置し、「公共施設を育てる思い」を基本に、施設の現状を把握し、今後のあり方を検討し、また、平成20年度に公表した「公共施設のあり方検討方針案」に基づき公共施設等の見直しを推進し、施設の廃止や指定管理者制度の活用のほか、職員の出向等の見直しを行ってきました。

参考資料

この記事に関するお問い合わせ先

企画課 行革公共施設総合管理担当

〒394-8510
長野県岡谷市幸町8-1
電話:0266-23-4811(内線:1525)