妊娠・出産・産後の健やかな生活のために
妊娠中の健康管理について
妊娠中はお腹の赤ちゃんの成長とともに、心身ともに大きな変化が起きます。妊娠中もすこやかな生活を送るために、妊娠中の配慮いただきたいポイントを載せています。日頃の生活を振り返り、この機会に見直しをしてみませんか。
食事
妊娠期の食生活は、お母さんや赤ちゃんの健康にとっても大切です。1日3食、食事がとれているか、栄養が偏っていないか、日頃の食生活を振り返ってみましょう。
(参考)妊娠中の食生活のポイント(岡谷市)
運動
妊娠中の運動は、出産・産後のための体力づくりや体調管理などにも役立ちます。
その日の体調や状況に合わせて無理なく運動を行いましょう。合併症がある方など、運動を控えた方がよい場合もあるため、妊娠中に運動を始めるときは必ず主治医に相談してください。
妊娠中のおすすめの運動は、ウォーキングやマタニティヨガといった有酸素運動で、運動しながら普通の会話ができる程度の強さが目安です。
(参考)健康づくりのための身体活動・運動ガイド(岡谷市)
歯・口腔
妊娠中の口の中は、女性ホルモンが増えることで唾液の分泌量が減少し、口腔環境も酸性に傾き、歯肉に炎症が起こりやすくなります。また、つわりの影響で口の中の環境が悪化し、むし歯や歯周病にかかりやすくなります。
妊娠中に歯周病(妊娠性歯肉炎等)が悪化すると、早産や低出生体重児の出産リスクを高める可能性があります。生まれてくる赤ちゃんのためにも、こまめな口腔ケアに努めましょう。
(参考)妊娠時の早お口のケア(日本歯科医師会)
★妊婦歯科健康診査を受けましょう
つわりが落ち着いて体調の良い時期(16週~27週を目安)に、お母さんと生まれてくる赤ちゃんのためにも、この機会に歯科健康診査を受けて必要な治療を済ませておきましょう。母子手帳発行時にお渡しする妊婦歯科健康診査受診券を活用しましょう。
睡眠・休養
妊娠中はホルモン分泌が大きく変化し、眠りに影響が出ることがあります。気分転換、散歩やストレッチなどでこころとからだをリラックスしましょう。
★身体を冷やさないことが重要です。
冷えは子宮への血流を悪くし、流産・早産などのトラブルにつながりやすくなります。十分な休養を取るためにも、身体を温めるようにしましょう。

(参考)健康づくりのための睡眠ガイド2023(岡谷市)
★妊娠・出産に伴う心身の変化
妊娠・出産・育児と、ママの心と身体は様々な変化が現れます。些細なことで不安になったり、涙もろくなったり、イライラしたり・・・誰でも気持ちが不安定になりがちです。私だけと思わずに、家族に協力してもらったり、保健師や助産師に気軽に相談してください。
たばこ・アルコール
★たばこの煙は母子ともに大敵です!
お母さん自身の喫煙だけでなく、周りの人の喫煙による副流煙もおなかの赤ちゃんに影響を及ぼします。家庭では分煙を徹底していきましょう。家族の皆さんも健康のことを考え、禁煙について考える機会にしましょう。

★妊娠中のアルコールはやめましょう!
飲酒量が少なくても(ビールなら350ml缶1本程度)、母親の血液から胎盤を通して、おなかの赤ちゃんの発育(特に脳)に影響を与えます。妊娠中は全期間を通じて飲酒はやめましょう。
感染症予防
妊娠中は免疫力が低下し、感染症にかかりやすくなります。日頃から手洗い、うがいなどの感染予防に努めましょう。感染症の流行期は、マスクを着用し基本的な感染予防、室内換気等に心がけましょう。
(参考)妊娠と感染症(こども家庭庁)
妊娠中気をつけたい合併症
妊娠中は、特に気がかりなことがなくても、妊婦健康診査を受けて、胎児の育ちやお母さんの健康状態(血圧、尿など)を見てもらうことが大切です。母子手帳発行時にお渡しする妊婦一般健康診査受診券を活用しましょう。

【妊娠高血圧症候群】
妊娠中に高血圧がみられる病気です。
〇妊娠中どんな症状やリスクがあるの?
お母さんの高血圧により頭痛やむくみ、タンパク尿の症状、重症になるとけいれん発作、脳出血など命に係わる合併症を引き起こすようになります。赤ちゃんには低出生体重児、早産などのリスクもあります。
【妊娠糖尿病】
妊娠中に血糖値を下げるホルモン(インスリン)が十分に働かず、慢性的に高血糖状態になる病気です。
〇妊娠中どんな症状やリスクがあるの?
お母さんの高血糖状態が続くと、赤ちゃんの血糖値も高くなるため巨大児出産、赤ちゃんが十分に育つことができない状態(胎児発育不全)、お母さんの妊娠高血圧症候群等さまざまなリスクがあります。
妊婦・出産・授乳中の薬の使用について
妊娠中や授乳中の薬の使用については、必ず医師、歯科医師、薬剤師等に相談しましょう。自分の考えで薬の使用を中止したり、用法、用量を変えたりすると危険な場合があります。医師から指示された用法、用量を守り適切に使用しましょう。
(参考)妊娠と薬情報センター(国立成育医療研究センター)
妊娠中・産後の仕事について
「母性健康管理指導事項連絡カード」について
働く妊産婦の方が医師等から通勤緩和や休息などの指導を受けた場合、その指導内容が事業主の方に的確につたえられるようにするため「母性健康管理指導事項連絡カード」があります。医師等の指示事項を適切に事業主に伝達するためのツールで、体調が悪い場合は、主治医等に相談しましょう。
(参考)働く女性の心とからだの応援サイト 母健連絡カードについて(厚生労働省)
育児休業について
子どもを育てるために仕事を休業できる制度です。お母さんだけでなくても、お父さんも取得できるようになり、夫婦で育休を取得する家庭も増えてきています。育児休業について家族で話し合っておきましょう。
(参考)
育児休業制度特設サイト(厚生労働省)
さんきゅうパパプロジェクト(こども家庭庁)
共育プロジェクト(厚生労働省)
妊娠中・産後の生活について
産前・産後のメンタルヘルス
産前産後は女性ホルモンのバランスが大きく変わります。この変化に心と身体がついていけないと、不調を感じてしまいます。産後は赤ちゃん中心の生活になり、昼夜問わない授乳で睡眠不足になり、慣れないお世話や初めての事ばかりで、疲れがたまってしまうことも多いです。
<産後うつとは?>
産後のお母さんが非常に強い不安や悲しみ、激しい疲労感を感じて、ふつうの日常活動も難しくなるような状態をいい、産後数週間から数カ月以内に症状がでて、2 週間経っても改善しない、あるいは悪化していく病気です。
【産後うつの症状】
★不安、育児ができない、家事ができない、眠れない、楽しめない、いなくなりたい、とても悲しい、身の回りのことができない 等々
【対応について】
まずは一人で悩まず、相談できる人に相談したり、育児を手伝ってもらいましょう。
2週間たってもよくならない等症状が悪くなる場合は受診をしましょう。
【女性の健康に関する相談窓口】
★女性のための健康相談(岡谷市)
★小児科・産婦人科オンライン相談(岡谷市)
父親のメンタルヘルス
お父さんにも産後うつがあるのを知っていますか?
お父さんも赤ちゃんが生まれて責任感を感じたり、仕事の負担は変わらず、家庭の役割が増えたり、育児の知識が足りなかったり・・・といろいろなことが重なって、不調になることもあります。お父さんがいつもと違うと感じたときは、そのままにせずに相談ください。
仕事も子育ても充実させたい、楽しみたいと思う価値観を持ったお父さんが増えています。子育て期のワーク・ライフ・バランスについて、夫婦で話し合うことが大切です。この機会に是非一読してみてください。
防災について
近年は想定を超えた災害が頻発しています。災害の種類や規模によって対応が異なるため、日頃から地域の防災情報を得るようにしましょう。

(参考)
岡谷市防災ガイド(ハザードマップ)<2025年改訂版>(岡谷市)
助産師が伝える災害時の知恵ぶくろ(日本助産師学会)
避難生活を少しでも元気に過ごすために(日本栄養士会)
チャイルドシートについて
子どもを車に乗せる際には、チャイルドシートの装着が法律で義務付けられています。車に乗る人はあらかじめ用意をしましょう。体重、身長、年齢、使用期間を必ず確認し、子どもに適切なチャイルドシートを選びましょう。
(参考)
子どもを守るチャイルドシート(警視庁)
チャイルドシートアセスメント(国土交通省)
子どもの事故防止
子どもの周囲の大人たちが、安全な製品の選択、正しい利用により、子どもの身の回りの環境を整備して、対策を立てることで、防げる事故があります。子どもを事故から守る環境を整えることも大切です。

〇子どもが使用するおもちゃの安全性を確かめましょう
インターネットを通じて子どものおもちゃを容易に購入できるようになっていますが、子どもが使用する製品の安全を確保するため、令和7年(2025年)12月25日以降に製造又は輸入される製品は、国の安全基準への適合と、対象年齢や使用上の注意事項の表示が義務化され、これらの基準を満たした証として「子供PSCマーク」が導入されました。おもちゃを選ぶときに参考にしましょう。
(参考)子どもPSCマーク(経済産業省)
妊娠・出産・産後の相談先について
岡谷市こども家庭センター まゆっこベースおかや
まゆっこベースおかやは、妊婦さんから青年期のお子さんまでにかかわる困りごとの相談窓口です。悩みや困りごとの相談など、お気軽にご相談ください。困りごとの内容に応じて、様々な専門機関と連携して支援します。
●場所:岡谷市役所2階(子ども課、教育総務課内)、1階(健康推進課)
●時間:市役所開庁日 午前9時00分~午後4時00分
●電話:23-4811(代表)
詳しくは→岡谷市こども家庭センター まゆっこベースおかや(岡谷市)

小児科・産婦人科オンライン相談
小児科医・産婦人科医・助産師にスマホで無料相談ができます。「妊娠してから便秘と腰痛がつらい」「母乳が足りているか心配」等LINEを利用し相談いただけます。
詳細はこちらから→小児科・産婦人科オンライン相談
困ったときの相談窓口
ライフステージの変化にともない、様々な問題や困りごとへの対応について、今後どのように対応したらいいか・・・困ったときはお気軽にご相談ください。
子育て情報について
岡谷市LINE公式アカウント
子育て支援アプリ げんきっずおかや
岡谷市で受けることができる妊娠から出産、子育てまで必要な情報をチェックできます。最適な予防接種スケジュールの提案や、お子様との大切な思い出の保存、日々の成長の記録などに活用いただけます。
詳細はこちらから→子育て支援アプリげんきっずおかや

この記事に関するお問い合わせ先
健康推進課 保健指導担当
〒394-8510
長野県岡谷市幸町8-1
電話:0266-23-4811(内線:1184)












更新日:2026年06月22日