避難行動を確認しよう!

更新日:2024年11月22日

  屋内の避難場所は、混み合えば新型コロナウイルス等の感染症の拡大リスクが高まります。
  一方、雨で洪水・土砂災害に係る警戒レベル4「避難指示」が発表されたら、全員「安全な場所」へ避難しなければなりません。
  このページでは、一人一人に合った避難方法や避難の際の注意点について紹介します。

1.ご自身にあった避難の確認を!

  安全な場所はお一人お一人違います。以下のとおりご自身にあった避難先を確認するためのフローを作成しました。お手元に市から配布された岡谷市防災ガイドをご用意の上、ご確認をお願いします。
最適な避難方法の周知資料 避難確認参照フローR3改訂版(PDFファイル:714.5KB)

避難確認参照フローR3改訂版画像

  お手元に岡谷市防災ガイドが見当たらない場合、くらしマップおかや版「岡谷市防災ガイド」をご覧ください。
くらしマップおかや防災ガイドのリンク画像
  ご自宅の川の氾濫や、土石流の危険性などについて確認できますのでご利用ください。

  安全な親せきや友人宅が確保できない場合で、どうしても避難場所となる施設での感染リスクにご不安がある方は、警戒レベルが2以下(避難情報が発令されていない状況)になるまでの間に限っての車で避難・安全確保をご検討ください。
  車で避難する場合の注意点
  車で避難・安全確保-避難場所マップについて(長野県)外部リンク

2.避難場所・避難所での感染症対策について

  災害時は、災害から命を守るために避難が必要ですが、避難所内が密集することにより感染症の拡大が心配されており、全国で議論が行われています。
  そのため、現在岡谷市で検討していることをお知らせするとともに、市民の皆さまが災害時にどのように避難するか、普段から考えていただきたいことをお知らせします。

  感染症と自然災害の複合災害に備えて、避難場所の開設・運営に関する情報は、国等から示される内容にあわせて更新します。

分散避難

  分散避難とは、安全な親戚・知人宅、ホテル・旅館等や車で安全な場所に移動するなど、避難所以外へ避難することをいいます。
  このような避難所以外へ避難することが、感染症の感染リスクを下げるために有効となります。

避難所での感染症対策

  避難所での感染症の感染拡大を避けるため、人と人との距離を2m確保した避難スペースの設置、間仕切りなどの設置、十分な換気を行うとともに、健康チェック、手洗い、うがい、消毒、咳エチケット、会話する際の距離を保つなど、避難者自身による感染防止対策を行う必要があります。
  また、風邪などの症状がある方の個室での避難やゾーン、動線を分けることを行います。
  市内にある長野県などの公共施設へ開放の協力を求めるとともにホテルなどへの2次避難を考えてまいります。

  • 避難場所へ持参するもの
       市で準備できる物品には限りがあります。ご自身の健康状態を確認するための体温計など、可能な限り、あらかじめ準備している非常持出品に加えておき、万一の際に持ち出すことができるようにしておきましょう。

(主なもの)
マスク(タオル等)、アルコール消毒液(除菌シート、ウエットティッシュ等)、体温計、防寒衣、食料・飲料水、モバイルバッテリー、持病薬など

【厚生労働省】災害時における避難所での感染症対策(外部リンク)

3.避難が必要か確認しましょう

地震の場合

  まずは、地震の時にいる場所で、身を守りましょう。
内閣府防災情報のページ 地震の心得10か条(外部リンク)

  地震により、ご自宅などが損壊し、または損壊の恐れが高くなり、そこで生活することが困難な場合は、避難所へ移動が必要です。

洪水、土砂災害の場合

  岡谷市防災ガイドを見て、災害の危険性を必ず確認してください。
  洪水ハザードマップで、ご自宅などの浸水想定が3m以下の場合などでは、2階へ避難する(自宅などに留まる)ことで命を守ることができます。
  2階がない場合は、ご自宅などから出て避難することが必要です。
  しかし、2階以上の高層階へ避難した場合に、トイレや台所などが使えない、周囲を水に囲まれる恐怖などの心配があり、事前の準備が必要です。
そのため、飲み物、食べ物、防寒、携帯トイレなどを持参してください。
  自宅などから出て避難が必要な場合は、どこへどうやって避難するか、家族などと一緒に決めておきましょう。

安全な地域にいる親せきや友人などの家への避難

  普段から、親せきや友人・知人などと、災害の時にはお互いに避難を受け入れることを話し合ってください。
  移動途中で被害を受けることがないように、道路が水で見えなくなる前に避難が終わっている必要があります。

安全な場所で車の中で待機

  車で避難する場合は、水により道路と水路や田畑などの境がわからなくなると、車が動けなくなり被害を受ける危険が高くなりますので、道路が水で見えなくなる前に避難が終わっている必要があります。

  • ご自身で、飲み物、食べ物、防寒、携帯トイレなどを持参してください。
  • エコノミークラス症候群を起こす恐れがあります。水分を十分とり、運動をしてください。雨で外へ出れない場合は足首の運動などを行ってください。
  • 災害により自宅などで生活ができなくなった場合は、避難所へ移動してください。

  岡谷市防災ガイドとともに国が作成した「避難行動判定フロー」を確認しましょう。

【長野県】-車で避難・安全確保-避難場所マップについて(外部リンク)

【内閣府】 避難行動判定フロー(外部リンク)

  感染症の感染リスクを下げるために有効な分散避難ができる方は、普段から、避難の方法を決めておいてください。
  どのタイミングで、どこへ、どうやって、誰と避難するか、考えておくことが重要です。
  そのため、岡谷市では、警戒レベル3「高齢者等避難」をできる限り早めに発表して、皆さまに避難を促します。

避難する前に健康チェックをお願いします

  どこへ避難する場合でも、検温やかぜ症状の確認など、ご自身で健康状態のチェックを行ってください。
  体調が悪い場合は、避難した先で必ず健康状態を申告してください。
  感染症の感染拡大を防止するため、以下の症状がある方は、避難する前に保健所の有症状者相談窓口に連絡し、指示を受けてください。

  • 息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状のいずれかがある場合
  • 重症化しやすい方(注1)で、発熱や咳などの比較的軽い風邪症状がある場合
    (注1)高齢者、糖尿病、心不全、呼吸器疾患(COPD等)等の基礎疾患がある方や透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤等を用いている方、妊婦の方については、念のため、重症化しやすい方と同様に、早めにご相談ください。
  • 上記以外の方で発熱や咳など比較的軽い風邪の症状が続く場合
    (症状が4日以上続く場合は必ずご相談ください。症状には個人差がありますので、強い症状と思う場合にはすぐに相談してください。解熱剤などを飲み続けなければならない方も同様です。)

参考リンク

この記事に関するお問い合わせ先

危機管理室

〒394-8510
長野県岡谷市幸町8-1
電話:0266-23-4811(内線:1591)