「原風景を求め祖父母が暮らした家へ。」小山 健介さん

更新日:2023年06月16日

小山健介さん

小山 健介さん
令和4年、埼玉県から移住。

移住の背景

小山健介さん

祖父母が亡くなり、子どもの頃の原風景であり、いつか住みたいと思っていた岡谷市に移住して祖父母の家で暮らし始めた小山さん。市役所へ転職し、地元のコミュニティーにも馴染みながら、市民生活課で市民と接する仕事に励んでいます。

岡谷市で暮らし始めた印象は?

諏訪信仰や製糸産業の歴史を学び知る中で、岡谷市は古くから自然や人が「共生」する文化や風土が根付く地域だと感じています。移住して間もないですが、昨年、区や町内の方からのお誘いで小宮の御柱祭に曳行役員として参加させていただき、その伝統や精神に触れることができて嬉しかったです。近所の方からは夕食のおかずをいただいたり、裁縫をしてもらったり大変お世話になっています。

岡谷市での好きな場所は?

自宅の窓からの景色です。朝焼けに八ヶ岳や富士山が見えたり、祖父母と諏訪湖の花火を見たことを思い出します。

今の市役所での仕事はどうですか?

前職では農業金融に関わる仕事をしていましたが、持続可能な社会の在り方を模索する中で、地域住民の方ともっと広く深く長く向き合う必要性を感じ、移住・転職しました。今の部署ではたくさんの声に触れ、貴重な経験ができていると感じます。

これから岡谷市でやりたいことは?

ケアやコモンという概念に関心があるのですが、まずは交流関係を広げ深めながら、岡谷市のことをもっと知っていきたいと思います。地域の暮らしに目を凝らし、住民の方の声に耳を澄ましながら、自然や人が「共生」する岡谷市の未来を皆さんと模索していけたら嬉しいです。

広報おかや2023年5月号で移住者を紹介しております。

この記事に関するお問い合わせ先

地域創生推進課

〒394-8510
長野県岡谷市幸町8-1
電話:0266-23-4811(内線:1361)