令和7年4月から「プラスチック資源」の回収を実施しています

更新日:2025年06月12日

1.目的

一人あたりの「プラスチックごみ」の廃棄量は増加し続けています。そのため、「海洋プラスチック問題」や「地球温暖化問題」などが生じています。この問題に対応するため、より適切な「プラスチックごみ」の処理が求められ、新たに「製品プラスチック」も「その他プラスチック」と同様にリサイクルすることが可能になりました。

岡谷市では、将来の地球環境を守り、限りある資源を有効に活用するために「プラスチック資源」の分別回収を令和7年4月から市内全地区で実施しています。

2.収集日

収集日

下記画像をクリックすることで、それぞれの項目へ画面が動きます。

ボタン3ボタン4ボタン5

ボタン6ボタン7ボタン8

3-1 新たにリサイクルするプラスチック資源とは

「プラスチック資源」とはこれまで収集していた「その他プラスチック」に新たに資源となる「製品プラスチック」を加えた新しい収集品目です

プラスチック資源(長編が30cm以下)

※令和7年より指定袋の名称が「プラスチック」から「プラスチック資源」に変わります。令和7年4月以降も従来の「プラスチック」と表示された袋は引き続きご利用いただけます。

3-2 新たに回収する製品プラスチック

プラスチック資源として回収する、製品プラスチックの一例を紹介します。

出せるもの

3-3 分別のポイント

素材・大きさを確認いただき、分別区分が「プラスチック資源」となるものは、収集場所に出すことができます。汚れているものは収集できませんので、「燃やすごみ」として排出してください。
なお、長辺30cmを超える大きなプラスチック資源は「サンデーリサイクルデー」にお持ちください。

分別のポイント

3-4 回収できないもの

下記の画像に当てはまるものはリサイクルや収集の際に事故の原因となる恐れがありますので、回収することができません。

絶対に「プラスチック資源」に入れないでください。

入れてはいけないもの

3-5 大型の製品プラスチック

長辺が30cmを超える製品プラスチックはサンデーリサイクルデーに出してください。

大型のプラスチック資源は、リサイクル先が異なるため、汚れや臭いがとれないものは受け入れができません。その場合は、専門の処理業者にご相談ください。
ただし、汚れや臭いが取れない大型プラスチックでも、ご自身で分解して30cm以下の大きさにすることができれば、燃やすごみとして出すことができます。

詳しくは下記のホームページをご覧ください。

サンデーリサイクルデー

地区説明会で使用した説明資料になりますので、ぜひご覧ください。

4-1 プラスチック資源 分別チラシ

分別チラシ
分別チラシ

4-2 地区説明会配布資料

配布用資料

地区説明会等でのご質問については、下記「Q&A一覧」にて回答していますのでご覧ください。

令和6年7月・8月に実施した、プラスチック資源の組成調査について、実際に排出を確認した、製品プラスチック・異物・禁忌物は以下のとおりです。

組成調査の方法について

ベール

ベール(240kg)の写真

「プラスチック資源」が集まってできている「ベール(収集したものを圧縮し梱包したもの)」のうち、60kgを抽出して、その他プラスチック、製品プラスチック、異物、禁忌物の割合を調査しました。

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組成調査の様子

調査の様子

組成調査の様子

製品プラスチック

主に排出されたもの 

ハンガー、洗濯かご、おもちゃ、クリアファイル、歯ブラシ、タッパー、洗濯ばさみ、PPバンド、メガホン

製品プラスチック
製品プラ

異物

異物とは、その他プラスチックと製品プラスチック以外のものを指します。

主に排出されたものと正しい排出方法

・汚れているその他プラ、紙製のカップラーメンの容器、ビニールテープ、アルミ箔付き断熱材
⇒燃やすごみとして処理

・ソーラーパネル付き照明器具、ライト
⇒ごみ処理の専門業者へ処理を依頼

・紙、アルミ缶、布
⇒資源物としてそれぞれ処理

・ペットボトル
⇒ペットボトルとして処理

禁忌物

禁忌物は、異物のうち、火災の可能性があるもの、医療系廃棄物、再商品化を著しく阻害する恐れのあるものも指します。

主に排出されたものと正しい排出方法

・電卓、バッテリー内臓小型家電
⇒ごみ処理の専門業者へ処理を依頼

・カッター
⇒金属類として処理

禁忌物
禁忌物

令和6年7月・8月に実施したプラスチック資源のモデル地区試験回収の結果は以下のとおりです。

花岡三沢

花岡区・三沢区

間下上浜

間下区・上浜区

4区

間下区・上浜区・花岡区・三沢区

8-1 プラスチック資源のリサイクル

プラスチックのリサイクルについては下記ホームページをご覧ください。

8-2 事業活動に伴って生じるプラスチック

産業廃棄物となりますので、収集場所に出すことはできません。

事業者の責任で適切に処理してください。処理方法については下記ホームページをご覧ください。

この記事に関するお問い合わせ先

環境課 資源化担当

〒394-8510
長野県岡谷市幸町8-1
電話:0266-23-4811(内線1447・1448)