「岡谷市歌」
岡谷市歌について紹介します
制定
市歌は昭和24年5月一般より公募し、応募総数264点(市内99、県内85、県外80)の中から尾崎喜八他の審査員によって入選が決定(同年10月)したものである。
一等入選は小浜梅窓(おばまばいそう・辰野町)の作品で、これに堀内敬三が作曲し市民に歌われるようになった。
この発表演奏会は11月3日の文化の日を記念して、昼夜二回(昼・市民球場、夜・市営セントラル座)に渡って行われた。
久保助役開会の辞、宮坂市長挨拶の後当時の人気歌手金子睦・徳永晴子の歌唱発表についで、約60名の岡谷コーラス団による混声合唱、八幡修一ハーモニカバンドの賛助出演があって盛況であった。
(岡谷市史・下巻より)
歌詞
岡谷市歌
昭和24年11月3日制定
(作詞 小浜 梅窓・修補 尾崎 喜八・作曲 堀内 敬三)
- 朝日かがやく諏訪の湖 富士の上漕ぐ釣舟と
いにしえびとの讃えたる 真澄の水の幸うけて
生糸のほまれ内外に とどろく都 大岡谷 - 夕日照りそう塩尻の 嶺の高きに我が立てば
栄ゆくまちのめでたさは 甍の波もはて遠く
ゆきかい繁き八街の ひびきも楽し 大岡谷 - 山河すぐれて俊秀の 生むのたとえをさながらに
文化の設け育英の 備えは日々に新なり
たゆみを知らぬ人皆の 理想は高し 大岡谷 - みすず刈るてふ信濃路に 新しき世の歌きこゆ
自然の妙に人工の 巧を添えてたぐいひなき
都を成すと励むなる 市民の歌ぞ 大岡谷 - 富と自由と日に進む 知識又手に取りもちて
平和の国のいしずえを 我等は共に築くなり
ああうるわしの其の前途 洋々たりな 大岡谷
音源については下記の関連リンクからダウンロードできます。
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更新日:2023年10月03日