「おかやですすめる食育」情報(2025.8)
8月も中旬を過ぎれば、夜にはカエルの声から虫の声へと変わってきています。小中学校のみなさんは、あっという間の夏休みも終わりへと近づきました。宿題は終わりましたか?ひと昔前は、お盆を過ぎれば涼しくなってきていましたが、今は残暑の厳しい日が多くなりました。引き続き水分補給と、バランスの取れた食生活と、睡眠時間をしっかりととるようにしましょう。
さて今月は、暑い中でも元気な保育園のみなさんの食育活動をご紹介します。
保育園の畑で野菜を収穫
市内の保育園では、園庭の片隅やお隣の土地を借りたりして、野菜を育てています。育てている種類は、トマト、ピーマン、ナス、きゅうりが主ですが、じゃがいもやスイカを育てている保育園もあるようです。
スーパーマーケットでよく見る野菜が、種や苗から栽培し収穫に至るまでを日々の保育の中で見ることが出来るのは素敵なことですね。ちょっと苦手な野菜も愛着がわいて食べてみようかな?という思いになるかもしれませんね。

ピーマンを収穫!
じゃがいもを発見!

トマトも赤くなってました!
収穫した野菜がカレーに変身!
みんなで育てて収穫した野菜を使ってカレーを作りました。もちろん自分たちで野菜を洗ったり、皮をむいたり、ちょうどよい大きさになるように切ったりとカレー作りに関わっています。カレーの具材も各学年の子どもたちが考えました。
- 年長さん・・・チキン、チーズ、かぼちゃ、ウインナーカレー
- 年中さん・・・夏野菜ミートボールカレー
- 年少さん・・・豚バラコーンカレー
さすがに煮込むところは先生たちにお願いしていますが、自分で育てた野菜で自分で作ったカレーはとっても美味しかったことでしょう。お家でも一緒にカレーを作ってカレーパーティーしてみてはいかがでしょう?

向かって左から年長さん、年中さん、年少さんが考えたカレー
9月の行事食

9月は和風月名で長月とも言われています。由来としては夜長月が略されたものとされていて、秋の夜がだんだん長くなる時期であることに由来しているようです。
9月の主な行事食は、十五夜の月見団子、秋のお彼岸のおはぎ、そして重陽の節句の栗ご飯や食用菊などがあります。
十五夜別名で芋名月とも呼ばれており、月見団子のほかに里芋を食べる地域もあります。お彼岸に食べるおはぎは、小豆の赤色に邪気を払う力があるとされ、先祖供養のために食べられています。重陽の節句は菊の節句とも呼ばれ、おひたしや天ぷらで菊を食べることで長寿や無病息災を祈願します。また、庶民の間では栗の節句とも呼ばれているので栗ご飯を食べる風習もあるようです。
9月は、夏野菜と秋野菜の両方を楽しめる時期で、食欲の秋とも言われます。また様々な果物も旬を迎えます。行事食と一緒に、旬の野菜や果物の美味しさを楽しみましょう。
食育フォーラムに参加してみませんか?
9月27日土曜日、カルチャーセンターで行われる諏訪地域食育フォーラムのチラシはご覧になりましたか?
テレビで野菜の魅力について語っている野菜博士ちゃんこと緒方湊くんの話を直に聞いてみませんか?
川岸小学校5年生と地元生産者の実践発表もあります。
お申込みはこちらから
現在、申込み受付中。申込みの締め切りは8月31日となっております。みんさんのご参加をお待ちしております!
この記事に関するお問い合わせ先
健康推進課
〒394-8510
長野県岡谷市幸町8-1
電話:0266-23-4811(内線:1177)
更新日:2025年08月18日