諏訪湖畔の活用と賑わいの創出について

更新日:2024年04月12日

岡谷市の取り組み

岡谷市では、諏訪湖畔の水辺空間を活かした賑わいの創出や地域の活性化等につなげるため、令和5年10月に、河川管理者である長野県に都市・地域再生等利用区域の指定に関する要望書を提出しました。令和6年4月1日付けで、岡谷市の諏訪湖の一部区域が河川敷地占用許可準則に基づく「都市・地域再生等利用区域(河川空間のオープン化区域)」に指定されました。これにより、指定区域内において、一定の要件を満たす場合には、特例として民間事業者も営業活動を行うことができるようになりました。

 

河川空間のオープン化について

河川敷地の占用は、原則として公的主体(地方公共団体等)に限られており、営業活動を行うことはできません。しかし「河川空間を積極的に活用したい」という要望の高まりを受け、平成23年に国が河川敷地占用許可準則を改正し、一定の要件を満たす場合には、特例として民間事業者も営業活動を行うことができるようになりました。これを「河川空間のオープン化」といいます。

 

オープン化が適用される要件

●河川敷地を利用する区域、施設、主体について地域の合意が図られていること。

●通常の占用許可でも満たすべき各種基準に該当すること。(治水上及び利水上の支障がないこと等)

●都市・地域の再生及び河川敷地の適正な利用に資すること。

 

 

都市・地域再生等利用区域(河川空間オープン区域)の指定内容

●指定範囲

岡谷市内の一級河川諏訪湖の区域のうち、釜口水門周辺の約1.5キロメートル(岡谷湖畔公園敷地の一部)

河川空間のオープン化区域

●占用主体

岡谷市、岡谷市諏訪湖河川敷地利用調整協議会が認めたもの

●占用施設

広場、イベント施設、船着場、売店、オープンカフェ 等

●合意方法

地元区、長野県及び岡谷市等で構成する岡谷市諏訪湖河川敷地利用調整協議会

 

事業をお考えの方へ

本件に関する詳しい内容は、岡谷市役所都市計画課計画担当へお問合せください。

※1 河川法や岡谷市都市公園条例等の規制がありますので、事業計画にあたっては、事前に長野県諏訪建設事務所(河川管理者)、岡谷市(公園管理者)にご相談ください。また、事業実施にあたっては、地元区、長野県及び岡谷市等で構成する岡谷市諏訪湖河川敷地利用調整協議会の合意が必要となります。

※2 事業内容等により、河川空間のオープン化ではなく、これまでと同様に岡谷湖畔公園の公園内行為許可利用申請を行い、許可を得ることで実施が可能な場合がありますのでご相談ください。(例:土日祝日や特定の日などに限って行うキッチンカーの出店、イベント開催、バーベキューなど)

 

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この記事に関するお問い合わせ先

都市計画課 計画担当

〒394-8510
長野県岡谷市幸町8-1
電話:0266-23-4811(内線1332・1333)