マイマイガの防除について
マイマイガの駆除・防除について
・マイマイガはドクガ科の大形の蛾で、幼虫(毛虫)は山林の樹木や植物の葉を食害します。(5月~7月)
・成虫(蛾)になると街灯などの光に反応し、卵を500個程度のかたまり(卵塊)で、建物の外壁や照明近くの樹木などに産み付けます。成虫の寿命は 1週間から 10日程度と言われています。
・10年周期で大量発生し、終息まで2年から3年程度かかると言われているため注意が必要です。
○駆除等について
・卵塊を覆っている鱗毛が舞い上がり、吸い込んだり目に入ったりすることがあるので、マスクやゴーグル、手袋を着用してください。
・壁を傷つけないよう、半分に切った角型ペットボトルや金属・プラスチック製のヘラを使い卵をそぎ落とします。
・粘着テープで貼り付けてはがすことを数回繰り返すと取れます。
・はがした卵塊は燃やすごみとして処理してください。(卵は来年の春まで孵化しません。)
・幼虫が小さなうちは、市販している毛虫用の殺虫剤でも効果があります。
・成虫の場合、誘虫性が低いとされる光源(LED灯など)に交換する方法もあります。
○お願い・注意点
・マイマイガに直接触れることはせず、幼児などがむやみに近づかないようにしてください。成虫の場合、羽のりん粉が皮膚に付着すると発疹が出る場合がありますので注意してください。
・ご自宅の壁や庭など個人の土地に発生した場合は、ご自身の責任で適正な処理をしていただきますよう、ご協力をお願いします。
(市では駆除等はしておりません。)
・また、公共施設の敷地で大量の卵塊を見つけられた場合は、 各施設の管理者までご連絡ください。
更新日:2020年07月29日