「岡谷市DX推進計画」を策定しました

国は、新型コロナウイルス感染症対応で浮き彫りとなった課題を克服するため、令和2（2020）年12月に「デジタル社会の実現に向けた改革の基本方針」を閣議決定し、目指すべきデジタル社会のビジョンを示しました。

また、すべての地方自治体がデジタル社会の構築を確実に進めるため、「自治体DX推進計画」や当該計画推進の手順を示した「自治体DX推進手順書」などを策定しました。

本市は、こうした状況の変化を踏まえ、「第5次岡谷市総合計画後期基本計画」の策定に合わせ、本市の実情に応じたDXの推進を図るため、「岡谷市ICT利活用推進ビジョン」を改訂し、岡谷市DX推進計画(PDFファイル:4.9MB)を策定しました。

令和6（2024）年度から令和10（2028）年度までの5年間は、この計画に基づき本市のDX推進に取り組んでまいります。

・第5次岡谷市総合計画を上位計画として、本市のDXを推進するための個別計画です。
・官民データ活用推進基本法が求める官民データの活用推進に関する内容を含むため、「岡谷市官民データ活用推進計画」としても位置付けます。

「第5次岡谷市総合計画 後期基本計画」の計画期間と整合を図るため、令和6（2024）年度から令和10年（2028）年度までの5年間とし、社会経済環境や情報化施策などが大きく変化した場合は、必要に応じて本計画の見直しを適宜行います。

本計画においては、以下3つの基本方針を掲げております。

1.もっと手軽に、もっと便利に ～行政サービスのデジタル化～
（1）行政手続きのオンライン化の推進
（2）情報システムの標準化・共通化
（3）マイナンバーカードの活用と普及の促進
（4）デジタル活用による業務の効率化
（5）DX人材の育成
（6）DX推進体制の整備

2.未来への一歩。デジタルが育む地域の魅力 ～デジタル化による地域の活性化～
（1）情報発信の充実
（2）デジタルを活用した地域課題の解決
（3）情報インフラの整備
（4）ICT活用による学校教育の充実

3.デジタルのチカラで、誰もが輝く社会を ～人にやさしいデジタル化～
（1）デジタルデバイド対策の推進
（2）Webアクセシビリティの維持・工場
（3）情報セキュリティ対策
（4）情報システムにおける災害・緊急時対策の推進