がん征圧月間
毎年9月は「がん征圧月間」です
毎年9月は公益財団法人日本対がん協会が定めた「がん征圧月間」です。
がんとその予防について、正しい知識の徹底とがんの早期発見・早期治療の普及に向けて全国的に様々な活動が行われています。
この機会にご自身の健康について考えてみませんか。
「がん」について
現在、日本人の2人に1人は一生のうちに何らかのがんになるといわれています。がんの多くは「早期に発見」し、「治療」することで治る可能性が高くなっています。
がんを完全に防ぐことはできませんが、禁煙や飲酒を控えること、バランスの良い食事をとること、適度に運動すること等の生活習慣の見直しや、がんの原因と分かっているウイルスや細菌への対策をすることで、がんに「なりにくくする」ことはできます。
がんの動向
日本人が一生のうちにがんと診断される確率は(2021年データに基づく)
- 男性63.3%(2人に1人)
- 女性50.8%(2人に1人)
日本人ががんで死亡する確率は(2023年のデータに基づく)
- 男性24.7%(4人に1人)
- 助成17.2%(6人に1人)
がんは日本人の死因第1位であり、岡谷市でも同様の結果となっています。がんの種類にもよりますが、一般的に、がんは進行するとより治りにくく、がんそのものや治療による体への負担も大きくなります。
がんの早期発見のカギは「がん検診」を受けることです。定期的にがん検診を受けて、がんの早期発見・早期治療につなげましょう。
がん検診は自覚症状のない方が対象です。症状のある方は検診ではなく医療機関を受診してください。
また、がん検診で要精密検査となった方は必ず医療機関を受診し、精密検査を受けてください。
岡谷市で実施しているがん検診等の詳細は下記をご覧ください。
※すでに申し込みを終了しているものもあります。詳しくは健康推進課までお問い合わせください。
がんを防ぐための新12か条
がん研究振興財団から「がんを防ぐための新12か条」が公開されています。これは、日本人を対象とした疫学調査などの科学的な研究で明らかにされた証拠をもとにまとめられたものです。これらを参考に日頃の生活習慣を見直してみましょう。
1条 たばこは吸わない
2条 他人のたばこの煙を避ける
3条 お酒はほどほどに
4条 バランスのとれた食生活を
5条 塩辛い食品は控えめに
6条 野菜や果物は不足にならないように
7条 適度に運動
8条 適切な体重維持
9条 ウイルスや細菌の感染予防と治療
10条 定期的ながん検診を
11条 身体の異常に気がついたら、すぐに受診を
12条 正しいがん情報でがんを知ることから
健康づくり講演会 第2弾「がん」
岡谷市では、子どもから高齢者まで、市民一人ひとりがいつまでも健康でいきいきとした生活が送れるよう「健康貯金」のまちをめざし、健康寿命の延伸に向けた健康づくりを支援する取組を実施しています。
健康づくり講演会 第2弾では「がん」についての講演会を開催します。講演会でがんについての知識を深めませんか。
講演会についての詳細は下記をご覧ください。
令和7年度「健康貯金」のまちをめざして おかやヘルスサポート事業
旧庁舎のライトアップ
がん征圧月間の一環として、岡谷市役所旧庁舎をがんのシンボルカラーであるラベンダーでライトアップしています。この機会にがんについて考えてみてはいかがでしょうか。
期間:9月1日から9月15日まで
時間:日没から午後10時まで

旧庁舎ライトアップの様子
この記事に関するお問い合わせ先
健康推進課 保健指導担当
〒394-8510
長野県岡谷市幸町8-1
電話:0266-23-4811(内線:1185)
更新日:2025年09月01日