「おかやですすめる食育」情報(2025.12)

更新日:2025年12月19日

今年の締めくくりの月となる12月になりました。師走というだけあって忙しい毎日を過ごしていることと思います。忙しい日々が続くと不規則な食生活や寝不足で心身の抵抗力も落ちてくるので、流行性の感染症にもかかりやすくなります。

忘年会シーズンにも入り、いつも以上に会食をする機会が増えているので、健康なからだで年末年始を過ごすためにも、手洗いとうがいはいつも以上に丁寧に行いましょう。

健康な骨を育てましょう

骨は新陳代謝を繰り返す

私たちのからだを支えている骨。骨は細胞によって破壊と再生を繰り返しながら生涯を通じてつくり変えられています。ところが、加齢などのさまざまな原因で骨の代謝のバランスが崩れて、骨を壊す働きが再生する働きを上回った状態が続くと、骨の密度が低下し骨量が減って骨がもろくなります。

骨がスカスカになり、骨折の危険性が高くなった状態を「骨粗しょう症」といいます。

 

ピーク・ボーン・マスとは?

「ピーク・ボーン・マス」という言葉を知っていますか?骨は乳幼児期から少しずつカルシウムを蓄積して太く大きくなっていきます。

骨が出来上がるのが18歳ごろですが、骨の密度が高くなるのはそれ以降の20歳から30歳と言われています。この頃が最大の骨量となることから、「ピーク・ボーン・マス」(最大骨量)と言われています。40歳代半ばまでは骨量が維持され、その後はゆるやかに減少していきますが、女性の場合は閉経後に女性ホルモンの減少に伴って急速に骨量も減少します。

骨の健康のためには、10代の成長期にどれだけ自分自身の最大骨量を高められのか。中高年になった時に骨量の減少をどれだけ緩やかにできるか。骨のための健康づくりも考えてみましょう。

 

健康な骨を育てるポイント

1日3回、栄養バランスよく食べましょう

栄養バランスの良い食事をしている女の人のイラスト

骨を作るカルシウムを摂ることも大切ですが、カルシウムの吸収を助ける栄養素を摂ることも大切です。

そのためには毎日3回の食事の中で栄養バランスを意識して食べるようにしましょう。

骨の主成分となるカルシウムを意識して摂りましょう

笑顔の骨を中心にカルシウムを含む乳製品や大豆製品や緑黄色野菜や小魚の絵が周りにあるイラスト

最大1日800mgの摂取を必要とするカルシウムですが、一度にたくさんとっても吸収できないため、毎日コツコツと摂り続けていくことが大切です。

カルシウムが豊富な食品として、牛乳や乳製品、魚介類では丸ごと食べられる小魚に多く含まれます。また、大豆製品では豆腐や納豆や生揚げが大豆よりも消化が良く栄養価も高いです。野菜は淡色野菜よりも緑黄色野菜、特に小松菜などの青菜に多く含まれています。

1日3食の中で食卓に取り入れるようにしましょう。

カルシウムの吸収を助けるビタミンも大切です

骨を中心にビタミンDとビタミンKを含む食品が周りにあるイラスト

骨を強くするためにはカルシウムをたくさん摂ることが大切ですが、ただ多く摂れば骨が強くなるわけではありません。

せっかく摂ったカルシウムをしっかり吸収するためにはビタミンDやビタミンKという栄養素も意識してみることも大切です。

ビタミンDは、きのこ類や魚介類に多く含まれ、カルシウムの吸収を高める働きをします。

ビタミンKは納豆や海藻などに豊富に含まれています。このビタミンは骨の形成を助ける働きをします。

また、人間の皮下脂肪には、日光を適度に浴びることでビタミンDに変わる物質が含まれているので、1日20分程度の日光浴がおすすめです。

運動も大切です

1日30分程度のセリフでウォーキングしている人たちと10回程度のセリフでスクワットしている人のイラスト

骨も筋肉と同様に、刺激を与えることで強い骨に育ちます。

まずは日常生活でできることから始めてみましょう。

例として

  • 布団の上げ下げや片づけ、掃除
  • 今より10分以上多く歩く
  • 歩くときに少し大またで歩く など

日常生活で動く時間が増えたら、そこから少しステップアップしてみましょう。

例えば

  • 1日30分以上歩くようにする
  • 骨に負荷をかける運動を行う(スクワットや片足立ちなど)

からだを動かすことが習慣化してくると他の生活習慣病予防にもなります。 

「しるくっきんぐ」でもカルシウムについて紹介中です

12月16日から12月31日までシルキーチャンネルにて放送中の「しるくっきんぐ」でも、カルシウムの大切さと乳製品を使ったレシピを紹介中です。レシピでは保育園でも人気のおやつを紹介させていただいています。ぜひご覧ください。

1月の行事食

1月と睦月の字と1月にある行事や干支とおせち料理と鏡割りの絵を集めたイラスト

1月は和風月名で「睦月」と言います。由来はいくつかありますが、お正月に親族一同が集まり、仲睦まじくすることを指す「睦び月(むつびつき)」が睦月に転じたという説が有力です。

新たな年の始まりとなる1月は、お正月を皮切りに行事と行事食がたくさんあります。

元旦(1月1日)から三が日に食べる「おせち料理」。重箱に数種類の料理を詰めて盛りつけます。おせちに使われる食材には縁起を担いでいる食材を使用します。

もう一つお正月に欠かせない料理といえば「お雑煮」です。お雑煮は全国各地で味、具材、お餅の形が異なります。たまにはいつもと違う地域のお雑煮を食べてみるのも面白いかもしれません。

1月7日の「七草の日」は七草粥を食べて1年の無病息災を祈ります。ほかにも年末から年始にかけての暴飲暴食のために疲れた胃腸をいたわる意味もあるようです。

1月11日は「鏡開き」。お正月に飾っていた鏡餅を神棚から下ろして食べて無病息災を祈ります。鏡餅は縁起をかついで包丁で切らず、手や木づちで割ります。

1月15日は「小正月」。小豆粥を食べたり、どんど焼きをしながらお餅や団子を焼いて食べたりします。

1月は普段会えない家族や親せきが集まる機会が多くなります。昔から言い伝わる風習や食事を一緒に体験したり話をしたりしながら、次世代へ繋げていきましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

健康推進課

〒394-8510
長野県岡谷市幸町8-1
電話:0266-23-4811(内線:1177)