未来へ繋げよう郷土食

更新日:2025年06月19日

シルキーチャンネルにて『未来へ繋げよう郷土食』放送中!

6月は食育月間です。岡谷市では昨年度から第4次岡谷市食育推進計画がスタートしています。計画の中には次の3つの重点分野があります。

  • 食から健康を紡ぐ
  • 食で心を紡ぐ
  • 食と地域を紡ぐ

今回は、この重点分野の中から、食と地域を紡ぐに視点を置いてお届けします。この分野では、地産地消の推進、持続可能な食環境を意識した食育、食文化の継承を主とした内容となっています。

郷土食や郷土料理は、口から口へと繋げながら次世代へ伝えられてきており、教科書や料理本に掲載されるものではないため、伝えられる人がいないと廃れてしまいます。

郷土食を知るには、どんな食材や料理なのかを知って、実際に食べてみることが大切です。でも、伝えていくためには、自分が作ることができることが最も大切だと考えます。

6月16日から、岡谷市のシルキーチャンネルにて、未来へ繋げよう郷土食が放送されています。長野県の郷土食の代表ともいえるおやきと、諏訪地域の郷土料理でもある寒天を紹介しています。

ぜひご覧ください!

おやき

皮の材料(10個分)

  • 地粉 300g
  • ベーキングパウダー 小さじ4
  • 砂糖 大さじ1と1/2
  • 塩 少々
  • ぬるま湯 170mlくらい

今回の具材

  • 市販のミートボール
  • あんことクリームチーズ
  • ポテトサラダ

作り方

  1. ボウルに、地粉、ベーキングパウダー、砂糖、塩を入れて混ぜあわせ、ぬるま湯を加えて、手に生地がつかない位になるまで10分くらいこねる。
  2. こねたものを10等分に分けて丸め、ラップをかけて15分から20分ねかせる。生地の大きさをそろえたい場合は、1個50gを目安に分ける。
  3. 生地を寝かせている間に具材を分けておく。ミートボールは小さいものならば生地1個につき2個を目安に、大きいものならば1個を目安に分けておく。あんことクリームチーズは、あんこを20gから25gくらい、クリームチーズは10gくらいを目安に分けておく。ポテトサラダは、カレースプーン1杯分くらいを目安に分けて丸めておく。
  4. ねかせておいた生地を手のひらで薄くのばし、具をのせて中央にひだを寄せるように包み、包み口を下にする。
  5. フライパンは油をひかずに熱し、閉じ口を下にしておやきを並べる。
  6. ふたをしてから弱火にし、きつね色程度の焼き色がつくまで、5分位を目安に焼く。
  7. 焼き色がついたら裏返し、またふたをして5分位焼いたら出来上がり。

今回は焼きおやきですが、蒸してから焼き色をつける蒸し焼きおやきや、焼いてから水を加えて蒸す焼き蒸しおやきがあります。仕上げ方はそれぞれお好みで。

豆乳寒天

材料(4人分)

  • 棒寒天 2分の1本
  • 水 100ml
  • 無調整豆乳 300ml
  • 米麹の甘酒 50g

タレ

  • 黒砂糖 30g
  • 水 30ml
  • きなこ お好みの量

作り方

  1. 棒寒天は、よく洗って20分程度水に浸したあと、よく絞って水気をきり、小さくちぎる。
  2. 鍋にちぎった棒寒天と分量の水を入れて火にかけ、焦げないようにかき混ぜながら寒天を溶かす。水の量が少ないので、弱火から中火くらいで時間をかけて溶かすと良い。
  3. 寒天が溶けたら、豆乳と甘酒を加えて、かき混ぜながら沸騰直前まで加熱する。煮立たせてしまうと分離してしまうので注意する。
  4. ザルまたは茶こしでこしながら、器に入れて固める。
  5. 黒砂糖は同量の水と一緒に鍋に入れて火にかけて溶かし、黒蜜を作る。
  6. 固まった寒天を器に盛りつけ、黒蜜とお好みできなこをかけて出来上がり。

甘酒はドロッとしたタイプと液体のタイプとありますが、液体を使うとザルでこす必要がなくなるのでおすすめです。

粉寒天で作る場合は2g程度で同じ固さになりますが、もう少し固くしたい場合は4gで作ると良いかと思います。

この記事に関するお問い合わせ先

健康推進課

〒394-8510
長野県岡谷市幸町8-1
電話:0266-23-4811(内線:1177)