川岸学園整備事業の事業費の工事スケジュールについて

更新日:2025年12月01日

川岸学園整備事業の総事業の見直しについて

 川岸学園整備事業の総事業費の見直しと、第2期工事(川岸小学校の長寿命化大規模改修工事および接続棟の新築工事)の入札結果について、報告しました。
 

総事業費の見直しと今後の対応について

 令和7年1月から実施設計を進める中で、より具体的な仕様に基づいて積算を行った結果、当初の概算事業費 約44億6,000万円から約49億6,000万円へと、約5億円の増の見通しとなりました。
 公表していた概算事業費は、類似する建築事例の実績値や標準的な建築単価をもとに積み上げた概算の試算となり、その際にも資材価格の上昇などをある程度見込んでいましたが、実施設計を通じて使用する資材や部材の一つひとつを丁寧に積み上げていく中で、建築資材の高騰や労務単価の上昇が重なり、事業費の増となりました。

 実施設計が完了した段階での各工事区分による事業費は下記のとおりとなります。なお、第1期工事は令和7年6月に契約済みのため実績額、第2期工事以降は設計額となります。

区分 事業費(概算) 変更後 増減
第一期工事(仮設校舎、解体工事等) 476,700千円 466,400千円 -10,300千円
第二期工事(長寿命化、接続棟の新築等) 2,829,700千円 2,833,200千円 3,500千円
第三期工事(認定こども園、外構工事) 922,200千円 1,219,000千円 296,800千円
委託費・備品費・事務費等 231,000千円 439,200千円 208,200千円
合計額 4,459,600千円 4,957,800千円 498,200千円

 11月5日(水曜日)に実施した第二期工事の「川岸小学校の長寿命化大規模改修工事」と「接続棟施設の新築工事」の入札では、関連する6件の工事のうち、5件について、市が設定した予定価格を上回ったため、入札が不調となりました。
現在、市では最低価格を提示した事業者と契約に向けた 協議を進めており、この協議結果を踏まえた上で、契約手続きを進めてまいります。

 なお、契約が成立した場合、当初予定していた工程より全体で半月ほど工期が遅れる見込みとなりますが、義務教育学校の令和9年4月開校には影響がないと考えております。
 市民の皆さまにはご心配とご迷惑をおかけしますが、引き続きご理解とご協力をお願いいたします。

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