岡谷市鳥瞰図

更新日:2020年03月27日

湖が描かれていて左側に市街が描かれ後ろに山々が描かれている岡谷市鳥瞰図の写真

 岡谷市は、昭和11年4月1日に市制が施行されました。
 市制が施行される当時、市を幅広く紹介するために、「岡谷市鳥瞰図」の制作を吉田初三郎に依頼し、岡谷市観光パンフレット(折本)が製作されました。
 その後、「岡谷市鳥瞰図」の原画は、長い間、人目にふれることなく保管がされてきましたが、岡谷市で取得できました。平成26年にリニューアルオープンした岡谷蚕糸博物館のエントランスに実寸大のレプリカが展示されています。

カバーが敷かれていて物が置かれている机に向かって吉田初三郎が椅子に座っているモノクロ写真

吉田初三郎 よしだはつさぶろう(1884年から1955年)

 明治17年(1884)京都に生まれる。若かりし頃は洋画家を志すが、師の助言により鳥瞰図作成に方向転換。日本中の名所図絵を書くことを決意し、全国津々浦々の名所をスケッチしてまわり、多種多彩な鳥瞰図を描く。
 大正から昭和初期に起こった観光ブームが、人気に拍車をかけ、「大正の広重」と呼ばれるなど評価を得る。吉田が描いた鳥瞰図は1600点以上に達するという。

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長野県岡谷市郷田1-4-8
電話 0266-23-3489

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