岡谷市商業活性化計画が策定されました。

更新日:2020年03月27日

『人が集い、くらしに彩りと潤いがあふれ、「楽しい」があるまち』をめざして

岡谷市と岡谷商工会議所は、岡谷市商業活性化会議での検討を経て、令和元(2019)年度から令和5(2023)年度までを計画期間とする「岡谷市商業活性化計画」を策定しました。商業活性化の主役である市内商業者を支援することにより産業全体の振興を図り、まちの活力を創出するとともに地域経済の活性化を推進してまいります。

岡谷市商業活性化計画

 地方都市の商業の現状は、人口の減少や少子高齢化、核家族化に伴う消費者ニーズの変化、インターネットを利用した商品購入の急速な浸透により大きく変化をしています。本市においても同様で、全国チェーン店や大型商業施設が賑わいを増す一方、中心市街地では空き店舗が多く見受けられるようになり、特に小売業においては大変厳しい状況となっております。
 その中で、平成28年7月の大型商業施設の開店により、周辺市町村から多くの方が本市を訪れ商圏人口は拡大しているものの、既存商店街や個店への波及効果には繋がっていない状況になっています。
 現在の商業関係計画は、平成10年3月に岡谷市が策定した岡谷市商業振興ビジョン、平成13年3月策定の岡谷市中心市街地活性化基本計画、岡谷商工会議所が平成18年3月に策定した岡谷tmo(タウン・マネージメント・オーガニゼーション)構想がありますが、どの計画も策定後10年以上が経過し、この間に社会情勢や商業環境が大きく様変わりし、これらの計画で商業振興を展開する状況には至っておりません。
 このような背景を踏まえて、平成29年に4団体(岡谷市、岡谷商工会議所、岡谷市商業連合会、岡谷tmo)が共同で、「岡谷市の商業環境に関する調査」を実施し、この結果を踏まえ、岡谷市商業活性化会議において協議を重ね「岡谷市商業活性化計画」を策定することとしました。
 この計画は、策定後も関係団体等と継続的な協議を進めるとともに、第5次岡谷市総合計画の推進に活かしていきます。

 本計画の概要は以下のとおりです。

岡谷市商業活性化計画 概要

第1章 計画の策定に当たって

  1. 策定の背景及び必要性
  2. 計画の目的
  3. 計画の位置付け
  4. 計画の期間

第2章 現状と課題

  1. 岡谷市の商業の現状
    1. 岡谷市内商業会分布図
    2. 事業所数、従業員数、年間販売額
    3. 大規模小売店舗の状況
    4. 商圏人口
    5. 昼夜間人口比率
    6. 商業振興における岡谷市内での近年の主な取組み
    7. 消費者の動向
    8. 商業者の動向
  2. 商業振興における課題
    1. 岡谷市の商業環境に関する調査
    2. ワークショップにおいての意見
    3. 他市町村の先行事例
    4. 岡谷市商業活性化会議での課題整理

第3章 岡谷市の商業将来像

  1. 将来像

第4章 基本戦略・重点施策・基本目標

  1. 施策体系
    岡谷市商業活性化計画の体系図
  2. 基本方針
    1. 基本戦略1 商店街魅力向上戦略(市内店舗、商店街、商業会向けの取組み)
      重点施策1 商店街のあり方(消費者の商店街(買物)に求める価値の多様化への対応)
      重点施策2 商業の魅力向上に向けた設備投資支援
      重点施策3 新規創業支援
      重点施策4 商店主の事業承継に向けた取組み
      重点施策5 空き店舗対策のあり方検討
      重点施策6 市内店舗等の知名度向上に向けた情報発信の推進
    2. 基本戦略2 消費者満足度向上戦略
      重点施策1 商店街のあり方(消費者の商店街(買物)に求める価値の多様化への対応)
      重点施策6 市内店舗等の知名度向上に向けた情報発信の推進
      重点施策7 市外からの顧客獲得に向けた取組み
    3. 基本戦略3 商業基盤整備戦略
      重点施策8 商業活性化に向けた関係者間連携の促進に向けた取組み/市内商業者の積極的な事業活動への参画に向けた取組み/商業振興に繋がるイベント推進に向けた取組み
      重点施策9 市内の商業関連組織のあり方についての検討
  3. 目標達成に向けた役割について
    1. 商業者(個店)の役割
    2. 商業会(商店街)等の役割【各商業会、商業連合会、岡谷スタンプ】
    3. 商業団体の役割【岡谷商工会議所】
    4. 行政の役割
  4. 基本目標

第5章 計画の推進

  1. 推進体制
  2. 進行管理

資料編

  1. 岡谷市商業活性化会議(設置要綱、委員名簿)
  2. 岡谷市商業活性化計画策定経過
  3. 神奈川県厚木市の商業振興についての視察報告
  4. 岡谷市商業が抱える課題の解決に向けての先進地商店街での事例紹介

本計画の詳細は以下のリンク先からダウンロードしてご覧ください。

お問い合わせ

岡谷市産業振興部商業観光課商業支援担当

〒394-8510 岡谷市幸町8-1

電話 0266-23-4811(内線1451・1457) ファックス 0266-23-6448
E-mail 岡谷市産業振興部商業観光課商業支援担当へメールを送信

この記事に関するお問い合わせ先

商業観光課

〒394-8510
長野県岡谷市幸町8-1
電話:0266-23-4811(内線:1451)