岡谷市教育大綱

 平成26年度に地方教育行政制度の抜本的な改革を図るため、「地方教育行政方の組織及び運営に関する法律」が改正され、平成27年4月から新たな教育委員会制度への転換が図られました。
 新制度のもと、地方公共団体の長は、教育、学術及び文化の振興に関する総合的な施策を推進するため、岡谷市総合教育会議における協議を踏まえ、今後の教育行政の根本となる方針として、「岡谷市教育大綱」を策定することとしました。

 岡谷市では、まちづくりの基本的な指針を示す第5次岡谷市総合計画の将来都市像を「人結び 夢と希望を紡ぐ たくましいまち岡谷」とし、その実現をめざしてまちづくりを進めております。

 まちづくりの中心は「人」であり、いつの時代も、また、どのような状況下にあっても変わることのない普遍的なものと捉えていることから、未来の担い手である子どもたちをはじめ「ひとづくり」への想いを込めて、教育に係わる基本目標に「未来の担い手を育み、生涯を通じて学ぶまち」 を掲げています。
 また、まちの宝であり、希望である子どもたちを地域ぐるみで育て、市民がともに育つ「とも育ち」を推進するため、後期基本計画の5年間に特に重点的に取り組んでいく重点プロジェクトのひとつとして「子育てしやすい環境の実現」を掲げております。

 教育の根幹となる第2期岡谷市教育大綱（2019年度から2023年度）が令和5年度をもって最終年度となることから、市政運営の最上位計画となる「第5次岡谷市総合計画後期基本計画」との調和を図りながら、本市のめざす教育、学術及び文化に関する施策の大綱として、令和6年度から始まる「第3期岡谷市教育大綱」を新たに策定しました。