第1次岡谷市環境基本計画の概要
あふれる緑と清らかな水につつまれたまちをめざして
1.計画策定の趣旨
本市では、平成10年12月、環境の保全に関する基本理念をはじめ、市・事業者・市民の責務、市の施策の基本方針などを明らかにした「岡谷市環境基本条例」を制定しました。
岡谷市環境基本条例の基本理念
- 健全で恵み豊かな環境の恩恵の享受と将来世代への継承
- 自然と人との共生
- 環境への負荷の少ない持続的発展が可能な社会の構築
- 地球環境保全の取り組み
「岡谷市環境基本計画」は、環境基本条例第7条の規定に基づき、条例に定められた基本理念の実現に向け、各種の環境施策を総合的かつ計画的に推進するために策定しました。
この計画では、岡谷市環境基本条例第2条に示された基本理念を踏まえ、長期的な視点にたった望ましい環境像を定め、その実現に向けて環境保全に関する施策の方向性と、市民、事業者が自主的な取り組みを行うための行動指針を示しています。
なお、本計画は「第3次岡谷市総合計画」(うち2000年度から2009年度まで)のうち、環境施策の策定や推進に当たっての指針となるものです。
2.計画策定の位置づけと目的
この計画では、投機的な視点に立った望ましい環境像を定め、その実現に向けて基本目標と、より具体的な個別目標を明らかにするとともに、市が行う環境の保全に関する基本的な施策を体系的に示します。
あわせて、環境保全の施策に具体的に取り組むため、市民や事業者のみなさんに自主的に取り組んでいただく、環境への配慮行動の指針を盛り込むとともに、基本目標ごとに具体的な指標を設定し推進することとしました。
3.めざすべき環境の姿と基本目標
望ましい環境像『あふれる緑と清らかな水につつまれたまち』
これは、あふれる緑と清らかな水が、生物を育み、大気をも浄化する機能を持ち、望ましい環境のシンボルとして普遍的な要素であるとともに、将来の世代に引き継いでいかなければならい貴重な環境資源であると考えられるからです。
この環境像は、「諏訪湖をわたってくるさわやかな風がやさしくほほをなで、深い緑のつつまれた山々が美しい稜線を描き、耳を澄ませばどこからか小鳥たちのさえずりが聞こえる、豊かな自然の息吹があふれ、人と自然が共生して四季の移り変わりを鮮やかに映し出す環境のまち」をイメージするものです。
基本目標
- すがすがしいまちづくり
- 自然とふれあえるまちづくり
- 物を大切にする循環型まちづくり
- 美しさと潤いのあるまちづくり
- 地球環境の保全
- 市民参加による環境保全
第1次岡谷市環境基本計画
この記事に関するお問い合わせ先
環境課 環境政策・ゼロカーボン推進担当
〒394-8510
長野県岡谷市幸町8-1
電話:0266-23-4811(内線1445・1446)
更新日:2024年11月13日