「おかやですすめる食育」情報(2025.9)
夜になると虫の声が聞かれるようになりました。日中は夏の暑さを感じる日が多く、秋らしさを感じることがあまりありませんが、日が短くなってきたことと虫の声と夜の冷え方で季節が変わってきていることを感じます。
今月は、9月1日から30日まで「健康増進普及月間」と「食生活改善普及運動」が実施されています。ご自分の心身の健康と食生活についてちょっと意識してみませんか?
食生活改善普及運動とは
9月1日から実施されている食生活改善普及運動は、健康日本21(第三次)において、健康寿命の延伸および健康格差の縮小の実現を目指していることから、栄養・食生活の目標に定められている項目に焦点を当てて、改善に取り組むことを目的としています。
今年度は、「まずは毎日、あと一皿ずつ野菜と果物をプラス」を重点テーマとして実施しています。

生活習慣病予防に効果的な1日の野菜摂取目標量は350gと言われています。ところが、令和5年の国民健康・栄養調査によると、日本人の野菜摂取量の平均値は、256.0g。男女別にすると、男性262.2g、女性250.6gとなっています。野菜摂取量の目標値である350gからは100g程度の差があることがわかります。
まずは1日三食のどこかで一皿、野菜・果物を追加してみることから始めてみませんか?
「しるくっきんぐ」では果物をテーマに放送中です!
9月後半からシルキーチャンネルにて、「しるくっきんぐ」が放送中です。今月は果物をテーマにレシピをご紹介中です。これから果物が美味しくなる季節となってきます。ぜひお試しください。
食育フォーラムにもお出かけください!

今月最後の土曜日となる9月27日には、イルフプラザ3階のカルチャーセンターで諏訪地域食育フォーラムが開催されます。
今年のテーマは「野菜をもっと美味しく、楽しく!」です。市内の学校や保育園の食育活動をはじめとして、食育活動を行っているさまざまな団体が日々の活動や野菜に関連した展示を実施します。
展示の中にあるクイズに答えていくと最後にちょっとしたプレゼントがもらえるかもしれません。
色々な行事と重なる時期ですが、お時間のある方、興味のある方はぜひカルチャーセンターへお越しください。お待ちしてます!
10月の行事食

10月は和風月名で神無月とも言われています。神無月の「無」はないという意味ではなく、助詞の「の」を意味しています。旧暦の10月は農作物の実りを神に感謝する月だったため、「神の月」という呼び名になったようです。ただ、出雲以外の国から神がいなくなるため「神無月」と呼ぶという由来の方が有名な気がします。
10月の主な行事食は、十三夜の栗料理と豆料理、ハロウィンのかぼちゃ料理があげられます。
十三夜は十五夜と比べてマイナーですが、十五夜に次いで美しいと言われており、古くから十五夜とセットで楽しんでいたようです。月見団子と一緒にこの時期に収穫される栗や豆の料理をお供えすることから、栗名月、豆名月とも呼ばれます。
ハロウィンは今ではすっかり行事食や行事として定着していますがもともとは海外の風習です。かぼちゃのランタンも、最初はカブを使っていたそうです。また、ハロウィンにかぼちゃのスイーツや料理を食べるのは日本独特の風習です。
10月は、スポーツの日や運動会や地域のお祭りといった行事の多い月です。日中過ごしやすい日が多くなるので、旬の食材を使ってお弁当を作ってお出かけするのもいいですね。
この記事に関するお問い合わせ先
健康推進課
〒394-8510
長野県岡谷市幸町8-1
電話:0266-23-4811(内線:1177)
更新日:2025年09月19日