「おかやですすめる食育」情報(2025.6)
梅雨の中休みという言葉がありますが、中休みにしては真夏並みの暑さで体調を崩しやすくなります。また、熱中症にも注意をしたいところです。食品衛生の観点からは、食中毒に注意したい時期でもあります。
6月は食育月間です

6月は食育月間です。また、毎月19日は食育の日と国で定めています。
食育基本法では、食育を次のように位置付けています。
- 生きる上での基本であって、知育、徳育、体育の基礎となるもの
- 様々な経験を通じて食に関する知識と食を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人を育てること
文章で見ると難しいことをやらなくてはいけないと思ってしまいますが、日々の生活の中に食育になることがたくさんあります。
食育月間や食育の日は、いつもと違う人が料理を作ってみるとか、食べたことのない食材を食べてみるとか、日々の食生活を少し振り返ってみるといったきっかけとして利用してみてはいかがでしょうか?
岡谷図書館へもお出かけください

市立岡谷図書館でも、今月の26日まで食育をテーマとしたテーマdeブックスコーナーが設置されています。
今はちょうど梅が店頭に並んでいます。梅干しや梅シロップ、梅酒などを作ってみませんか?ちょっと手間をかけて作ったものは、格別に美味しく感じると思います。
野菜レシピも一緒に置かせていただいてますので、ぜひ図書館へ行った際には手に取っていただけると嬉しいです。
「しるくっきんぐ」も放送中です
6月16日からシルキーチャンネルで、「しるくっきんぐ」が放送中です。今回は郷土食をテーマとして、おやきと棒寒天を使ったレシピをご紹介しています。
郷土食を後世に伝えていくためには、自分で作ることができないと、伝えていくことは難しくなります。まずはこの2品から作ってみませんか?
歯と口の健康週間

6月4日から10日までの1週間は、歯と口の健康週間となっています。また、6月4日は6(む)4(し)の語呂合わせから、むし歯予防デーとなっています。
生涯の食事を楽しむためには、自分の歯で食事をすることが大切です。そのためには日々の歯磨きをはじめとした口腔ケアが大事となります。
歯科医院には、歯が痛いときに行くだけという人も多いかと思いますが、例えば6月のこの時期には口の中の様子を診てもらうと決めて、定期的に検診を受けてみませんか?
7月の行事食

7月は和風月名で文月とも言われています。由来としては七夕の行事や書物と関連があるという説や稲の穂が実る頃という意味の穂含月が転じて文月になったという説があるようです。
7月の行事食として挙げられているのは、七夕のそうめんと土用の丑の日に食べる良いと言われているうなぎが皆さんの知っている行事食かと思います。
夏の土用ではうなぎの他に「う」がつく食べ物やあんころ餅(土用餅)や土用しじみ等の黒いものを食べると良いとも言われているようです。
また、暑さをうち払うための暑気払いとして、冷麦、そうめん、ビール、瓜のつく食材、氷、甘酒などがあると言われています。甘酒は冬というイメージがありますが、俳句等で使われる季語では夏になるそうです。冷えた甘酒も良いかもしれませんね。
この記事に関するお問い合わせ先
健康推進課
〒394-8510
長野県岡谷市幸町8-1
電話:0266-23-4811(内線:1177)
更新日:2025年06月19日