がんについて

更新日:2025年12月01日

がんは誰でもなる可能性があります

現在、日本人の2人に1人は一生のうちに何らかのがんになると言われています。がんの多くは「早期に発見」し、「治療」することで治る可能性が高くなっています。

がんを完全に防ぐことはできませんが、禁煙や飲酒を控えること、バランスの良い食事をとること、定期的に運動をすること等の生活習慣の見直しや、がんの原因と分かっているウイルスや細菌への対策をすることで、がんに「なりにくくする」ことはできます。

岡谷市のがんの状況

岡谷市の主な死因別死亡率(R4)

岡谷市の主な死因別死亡率(R4)

がんは日本人の死因の1位であり、本市でも死因の第1位となっています。

がんは、一般的に進行するとより治りにくく、がんそのものや治療による体への負担も大きくなります。

がんの早期発見のカギは「がん検診」を受けることです。定期的にがん検診を受けて、がんの早期発見・早期治療につなげましょう。

第4次岡谷市健康増進計画における指標
健康増進計画がん指標

健康増進計画 がん指標

第4次岡谷市健康増進計画では左記のとおり目標を設定しています。

がんの死亡者数を減らすためには、早期発見・早期治療につながるがん検診が重要であり、その受診率を向上させていくことが必要です。

 

 

 

 

〈基本目標〉
がんを予防するための健康的な生活習慣を身につけるとともに、年1回はがん検診を受診し、早期発見・早期治療をしよう

〈実践の心得〉
他人事じゃないよ、自分や家族のためにがん検診を受けよう

※がん検診は自覚症状のない方が対象です。症状のある方は検診ではなく医療機関を受診してください。
※「症状がない」「健康だから」という理由で精密検査を受けないでいると、もし、がんがあった場合に診断が遅れ、進行してしまう恐れがあります。がん検診で要精密検査となった方は必ず医療機関を受診し、精密検査を受けてください。

科学的根拠に基づくがん予防ガイドライン「日本人のためのがん予防法(5+1)」

国立がん研究センターを中心とする共同研究グループは、日本人を対象としたこれまでの研究を調べました。その結果、日本人のがんの予防にとって重要な「たばこ」「お酒」「食生活」「身体活動」「体重」の5つの生活習慣にかかわる要因に「感染」を加えた6つの要因を取りあげ、「日本人のためのがん予防法(5+1)」を定めました。

1)たばこ

  • たばこは吸わない
  • 他人のたばこの煙を避ける

2)お酒

  • 飲酒は控える

3)食生活

  • 減塩する
  • 野菜と果物をとる
  • 熱い飲み物や食べ物は冷ましてから

4)身体活動

  • 活発に身体を動かす
  • 運動する習慣をもち、少しでも身体活動量を増やす

5)体重

  • 太りすぎ、痩せすぎに注意して適正体重を維持する

6)感染

  • 「感染」もがんの主要な要因です

5つの健康習慣を実践することで、がんリスクはほぼ半減します。できそうなことから取り組み、1つでも多くの健康習慣を身につけていきましょう。

日本人のためのがん予防法

出典:国立がん研究センターがん情報サービス

がんリスクのセルフチェック

国立がん研究センター予防研究グループでは、ご自身や身近な方が健康的な生活を送るために、どのような生活習慣が、がんやほかの病気につながりやすく、また病気にかかりにくいのかをチェックできる「がんリスクチェック」が掲載されています。
生活習慣を見直すきっかけとしてご利用ください。(下記バナーをクリック)

がんリスクチェック

がんリスクチェック(国立がん研究センター予防研究グループ)

女性の健康推進室ヘルスケアラボでは、子宮頸がんや乳がんをはじめとする、女性の病気のセルフチェックができます。

岡谷市がん治療アピアランスケアサポート事業について

岡谷市では、がん患者の方の就労、社会参加等を支援するため、治療に伴いウィッグや乳房補整具等を購入された方へ購入費用の一部を助成しています。詳しくは下記リンク先をご確認ください。

関連リンク

この記事に関するお問い合わせ先

健康推進課 保健指導担当

〒394-8510
長野県岡谷市幸町8-1
電話:0266-23-4811(内線:1185)