公益信託山田徳郎奨学基金《給付型奨学金》

更新日:2023年12月04日

令和6年度 公益信託山田徳郎奨学基金の奨学生を募集!

令和6年度公益信託山田徳郎奨学基金について、奨学生の募集をします。
岡谷市在住で、県内の高校に進学予定又は在学中の高校生を対象に返済が不要な「給付型奨学金」を支給いたします。
希望する家庭については、下記の申込方法をご確認の上、期限までにお申込みください。

1.公益信託山田徳郎奨学基金について

 岡谷市横川出身で山田工業株式会社(現サンワテクノス株式会社)の創業者であり、当時の取締役相談役であった故・山田 徳郎 氏(当時79歳)が「郷里の恵まれない環境のもとで、数々の困難に耐えて苦学している高校生たちに支援を行いたい」という想いから、昭和63年に私財を投じて作られた公益信託制度による奨学基金です。
 現在、みずほ信託銀行が受託し、基金を運営しており、株式の配当金が奨学金として給付されます。

2.山田 徳郎 氏 について

山田 徳郎 氏(サンワテクノス株式会社 提供)

山田 徳郎 氏

【サンワテクノス株式会社 提供】

山田 徳郎氏は子供の時に両親と死別し、小学校高等科2年を卒業後、上京して、現在の東京電力の給仕として働く傍ら、夜は早稲田大付属早稲田工手学校電気科で勉学に励まれました。

 同校を卒業後、「大同信号」に技術者として就職し、その後に満州国へ出向、現地の大商社であった「福昌公司」へ転籍。
 太平洋戦争が開戦した後、会社の命を受けて、ボルネオ島の現地へ向かい、そこで終戦を迎え、日本へ帰国。戦後の混乱が続く中、1949年に山田工業株式会社を設立しました。

 山田 氏はこうした苦学の経験から「貧しい家庭で学問をしたいという優秀な学生をなんとかしたい」という想いを抱かれ、この基金を設立されました。

3.奨学基金の概要

申込資格

  1. 岡谷市に居住し、長野県内の高等学校に在学する者
  2. 学業、人物ともに優秀な者
  3. 経済的理由により就学が困難であること(学校の推薦が必要です)

給付月額と給付方法

月額 15,000円(最大3年間支給し、返済は不要です)
・年4回に分けて、給付いたします。(初回6月・9月・12月・3月)

募集人員

・若干名

4.申込方法について

提出書類

下記の書類を提出してください。用紙は下記の関連ファイルよりダウンロードしてお使いください。
なお、推薦書、推薦調書は出身の中学校で作成するものになるので、学校へ作成の依頼をしてください。

  1. 奨学金支給申請書(様式第1号)
  2. 奨学生推薦書
  3. 奨学生推薦調書(様式第2号)
関連ファイル

提出期限

令和6年3月29日(金曜日)
*提出書類を基に、奨学生選考委員会の審査を経た上で決定します。

この記事に関するお問い合わせ先

教育総務課 教育企画担当

〒394-8510
長野県岡谷市幸町8-1
電話:0266-23-4811(内線:1211)