「仕事との出会い」 西田 竜也さん

更新日:2020年03月27日

青い作業着を着て眼鏡をかけている男性が微笑んでいる写真

西田 竜也さん
平成27年10月
三重県四日市市から

岡谷に移り住んだきっかけは?

工場内で作業着を着て機械を操作する男性の写真

転職したいという思いが発端です。自動車関連のメーカーに勤めていたんですが、30代も後半になると、中間管理職
の立場になり、ものづくりがしたくて選んだ会社でしたが、
管理業務ばかりが増えて、ものづくりができなくなってきた
と感じ始めていました。休みには、好きな信州にふらっと出
かけてきて、ゲストハウスやカフェなどを中心に、まちめぐり
をして息抜きをしていたんです。そのうち、仕事を辞めて、
信州に来てしまおうと思うようになって、県から岡谷を紹介してもらい、「ニシキ精機」に就職することができました。下諏訪に旧友がいたことや、精密機械工業が盛んなこと、四日市に3時間で帰れることなどが、決め手になりました。やはり、今の仕事にめぐり会えたことが大きいです。

今の仕事の魅力は?

工場内で手に説明書を持ち機械を操作する男性の写真

 工作機械だとか、技術的なスキルを生かせることがまず第一。以前の会社は、300人ほどの規模で、プログラムも設計も生産も部門が細分化されていて、同じことしかできないのに対して、ここでは、1から10まで自分で工夫できる。
 今までやりたくてもできなかったことにチャレンジできるので、すごく楽しいと感じています。

びっくりしたことは?

冬に、アパートの窓が凍って、お湯をかけたらさらに凍ってしまい、開かなくなったことです。あとで知りましたが、NGらしいですね。暖冬とのことでしたが、寒すぎで、ビックリしました。

岡谷のまちのいいところは?

岡谷をベースに外へ出かけることが多いのですが、「シルクファクトおかや」は、すごくおもしろかった、実際に行って観てよかったと思いました。岡谷だけでなく、近隣をひとつの地域と考えれば、自然やまちなみなどがいっそう多彩となり、すばらしいと思います。

こうなるともっといいな…というようなこと、ありますか?

ゲストハウスのような、外から来た人たちが地元の人と深く交流できる共同スペースでは、ありきたりの観光情報だけではない、生きた情報や人と出会えて、ワクワクします。岡谷だったら、ものづくりの会社同士、技術者同士の情報交換や交流の機会がもっと増えたら、何かおもしろいことができるのでは…と思います。ちなみに、現在、長野県内で彼女を探しています(笑)。

この記事に関するお問い合わせ先

工業振興課

〒394-0028
長野県岡谷市本町1-1-1
電話:0266-21-7000