子育てアドバイス「虐待としつけ」

更新日:2025年10月01日

子育てアドバイス 「虐待としつけ」

子育てをしていると、どこまでがしつけで、どこからが虐待かという疑問を抱く事があるかもしれません。叱っても叱っても言う事を聞いてくれなかったから、つい叩いてしまったが、これはしつけです、という親御さんが時折いらっしゃいますが、本来しつけと虐待はまったく別のものです。
体罰や暴言が、子どもの脳を変形・委縮させてしまう事はご存じですか?強く叱られても、子どもは怖いから従っているだけで、本当の理解とは言えません。そればかりか、最初は1の強さで叱り効果があったとしても、段々同じ強さでは同様の効果が得られなくなり、より強く叱らなくてはならなくなります。その結果、体罰や暴言がエスカレートし続け大変な事になってしまいかねません。かといって、善悪を教えられないままでも、子どもの心は育ちません。
しつけとは将来自立した生活が送れるよう、生活習慣や社会でのルール、道徳などを教える事で、お子さん自身が考え、理解するものです。子育ての目標は、子どもの自己肯定感を育む事。”叱ってしつける”のでなく、小さな”できた!”の積み重ねを大切にしていきたいですね。

お子さんに関する相談

  • 岡谷市役所家庭児童相談 受付:9時から17時
    場所:市役所子ども課(2階)電話:0266-23-4811(内線1266)
  • 児童相談所全国共通ダイヤル 189(いち はや く)
  • 県児童虐待・DV24時間ホットライン 電話:026-219-2413
  • 岡谷市役所虐待通報電話(24時間) 電話:0266-23-4767
    虐待等の通報に、職員が24時間対応します。

この記事に関するお問い合わせ先

子ども課 子育て支援

〒394-8510
長野県岡谷市幸町8-1
電話:0266-23-4811(内線:1266)