農作業中の熱中症対策について

更新日:2020年05月12日

5月1日、農林水産省が公表した「平成30年に発生した農作業死亡事故の概要」において、「熱中症」によるものは43人に上り、同区分で調査を開始した平成16年以降、最多の死亡者数となりました。

農業従事者の中には、自ら認識しないうちに熱中症にかかっている方が多くいます。特に高齢農業従事者は脱水しやすいため、こまめな水分・塩分の補給や休憩を周囲の方が協力して声かけを行う等、対策が必要です。また、暑さに慣れていない時期やビニールハウス内などでは死亡事故が発生しており、早めの対策で熱中症の予防を図ることも重要です。

これからの熱中症の発生が急増する時期を迎える前に、下記のポイントを確認し、安全に農作業を行いましょう。

夏の農作業で心がけること

1.日中の気温の高い時間帯を外して作業を行いましょう。

特に70歳以上の方は、のどの渇きや気温の上昇を感じづらくなるので、高温時の作業は極力避けましょう。

2.作業前、作業中の水分補給、こまめな休憩をとりましょう。

・のどが渇いていなくても20分おきに休憩し、毎回コップ1~2杯以上を目安に水分補給しましょう。

・足がつったり、筋肉がピクピクする症状がみられたら、0.1~0.2%程度の食塩水(1Lの水に1~2gの食塩)、スポーツ飲料、塩分補給用タブレットを摂取しましょう。

・休憩時は、日陰等の涼しい場所で休憩し、作業着を脱ぎ、手足を露出して体温を下げましょう。

3.熱中症予防グッズを活用しましょう

・屋外では帽子、吸汗速乾性素材の衣服、屋内では送風機やスポットクーラーなどを活用しましょう。

4.単独作業を避けましょう

・作業は2人以上で行うか、時間を決めて水分・塩分補給の声掛けを行うなど、定期的に異常がないか確認し合うようにしましょう。

5.高温多湿の環境を避けましょう

・暑さ指数(WBGT)計、温度計、湿度計で、作業環境を確認しましょう。

・作業場所には、日よけを設ける等できるだけ日陰で作業をするようにしましょう。

・特にビニールハウス等の施設内は風通しが悪く、早い時期、早い時間から暑さ指数(WBGT)が高くなるため、風通しを良くしたり断熱材を活用しましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

農林水産課 農政担当

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長野県岡谷市幸町8-1
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