まちづくり交付金事業 事後評価
まちづくり交付金事業は、計画段階で「都市再生整備計画」を作成し、その地区のまちづくりの目標と数値指標(目標が達成できたか事業終了後に確認するための指標)の設定等を行います。
また、事業最終年度に事後評価を実施して都市再生整備計画に定めた目標がどの程度達成されたか等の成果を客観的に検証して、今後のまちづくりの方策を検討します。
1.事後評価の目的
まちづくり交付金の事後評価は、本市が作成した各地区の都市再生整備計画に定めた目標がどの程度達成されたか等のまちづくり交付金がもたらした成果を客観的に検証して、今後のまちづくりのあり方を検証するとともに、これらの成果を住民の皆さんに分かりやすく説明することを目的としています。
2.事後評価の実施時期
事後評価は、まちづくり交付金の交付終了年度に実施します。ただし、事後評価時に計測できない指標がある場合については、交付終了時の状況を「見込み」の値として評価を行い、交付終了期間の翌年度以降にフォローアップを実施します。
3.事後評価の内容
- 事後評価方法書の作成
都市再生整備計画に記載した数値目標の計測時期や計測方法等の評価の実施方法を事前に設定しておくものです。 - まちづくりの目標等の達成状況等の確認
数値目標の達成状況及び実施過程の検証を行います。 - 今後のまちづくりの方策を検討
効果発現要因を整理して、今後のまちづくり方策を検討します。 - 評価結果をチェック
事後評価の合理性・客観性を担保するために、評価結果を住民に公表して住民からの意見がある場合は、それを適切に反映するとともに、第三者により構成される「まちづくり評価委員会」で、事後評価全般にわたる評価作業の適切さの確認を行います。
4.まちづくり交付金の流れ
まちづくり交付金では、PDCAサイクルの考え方を用いて、事後評価を事業の良否判断のみに終わらせず、今後のまちづくりに反映するなど、まちづくりの成果を高める働きかけを行います。
まちづくり交付金評価委員会
岡谷市では、平成16年度に創設された国土交通省所管のまちづくり交付金を活用したまちづくりを平成18年度より進めてきました。このまちづくり交付金制度は、「まちづくり交付金事後評価実施要領」において、交付の最終年度に自治体による事後評価の実施が定められており、実施にあたっては学識経験者等で構成する委員会により、事後評価手続き及び今後のまちづくり方策等について審議を行います。
PDCAサイクルの考え方を表したフロー図 拡大画像 (JPEG: 139.0KB)
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更新日:2020年03月27日