学校長あいさつ

更新日:2023年07月28日

未来を拓く ~ 自立・創造・尊重 ~

岡谷東部中学校は、昭和22年に開校した長地中学校を前身として、昭和33年に岡谷東部中学校と改名した、伝統のある学校です。その間卒業生は1万人を超え、社会や地域の中心となって活躍しています。

令和5年度に学校教育目標を見直し、「未来を拓く ~ 自立・創造・尊重 ~」としました。
 「未来を拓く」ために必要な能力を「自立」「創造」「尊重」と考え、その能力を育むために学校教育活動を行っています。

学校生活では、10項目の重点活動に取り組んでいます。((1)清掃(2)挨拶(3)合唱(4)黙想(5)時間厳守(6)読書(7)下足箱昇降口整頓(8)服装・身なり(9)無言入場(10)資源回収・ゴミ拾い)本年度は、昨年度に引き続いて、特に「清掃」「あいさつ」を重点として、誰もが気持ちよく過ごせる学校、学校内外であいさつが響く学校をめざしています。

現在、生徒数は400名を超える大きな中学校です。地域と連携し、自己形成を目指したキャリア教育の展開を基盤に据えながら、活力のある生徒と職員で、学習や生徒会活動、部活動に取り組んでいます。
 

校訓「あるべきようわ」

平成5年に当時の校長であった藤原康二先生が、岡谷東部中学校を変えていきたいと模索している中で、この言葉にたどり着いたと50周年記念誌で述べています。

当時は、朝のあいさつや、生徒をいかに活躍させ、授業の楽しさを甘受させることができるかといった授業改善に取り組んだと述べています。一方で、生徒に自信を持たせたい、生徒の心に沁みる語りかけがができないかと考えて、この言葉を生徒に語ったと述懐しています。本校には、この言葉が様々なところに掲げられて現在に至っています。

この言葉は、明恵上人の「人は『阿留辺幾夜宇和(あるべきようわ)』の七文字をたもつべきなり」から伝えられています。それは単なる形式でなく、らしさ、形が大切なこと、一人ひとりの個性を大切にしつつも、自分のあるべき姿を真剣に求め続けることの大切さを語っていることだと藤原先生は述べています。

校是「自分の未来を拓く生徒、生徒の未来を拓く教職員、地域の未来を拓く学校をめざす」

地域ぐるみで子どもを育てるための一つの取組として、令和4年度から「東中メッセ」を実施しています。参加していただいた事業所や個人から生き方や地域の良さを学び、「岡谷ってやっぱりすごい」「地域の大人はかっこいい」等の感想をもちながら、学び続けるモチベーションをいただいています。
これからも岡谷東部中学校は、「地域とともにある学校づくり」をめざしていきます。

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会 岡谷東部中学校

〒394-0083
長野県岡谷市長地柴宮1-9-13
電話:0266-27-8644