学校長あいさつ

更新日:2025年06月06日

川岸小学校は、令和5年度に創立150周年を迎えた歴史ある学校です。かつて「シルク岡谷」と呼ばれ、明治から昭和のはじめにかけて製糸業で栄えた岡谷市。その中でも本校の学区には、天竜川に沿って煙突が林立するほど製糸工場が集まっていました。本校の創立にも深く関わった川岸出身の片倉兼太郎は、「シルク王」と言われており、校地内には渋沢栄一が揮毫した頌徳碑が建っています。

諏訪湖を源とする天竜川が学区の中央をゆったりと流れ、それに並行してJR飯田線や中央自動車道が走っており、交通の要衝でもあります。学校のすぐ近くにある「鶴峯公園」は、毎年5月になると3万株のツツジの花で美しく彩られます。

このように歴史が深く、豊かな自然の中にある川岸小学校ですが、校舎の長寿命化大規模改修の実施にあわせて、隣接する岡谷西部中学校と施設間をつなぎ、令和9年度には小中一貫の義務教育学校となる予定です。さらに、敷地内には認定こども園も併設され、0歳から15歳までの子どもが学び合う新たな「学園」に生まれ変わります。

本校職員一同、これからも川岸小学校の歴史を受け継ぎ、地域の皆様とのつながりを大切にしながら、子どもたちとともに新たな学校文化の創造をめざして取り組んでまいります。本年度も、本校の教育活動に対しまして、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

令和7年5月
川岸小学校長 浜 敦志

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