「自然を求めて」 高橋 勤さん・三保さん

更新日:2020年03月27日

山でリュックサックを背負って標識のところで記念撮影する男女の写真

高橋 勤さん・三保さん

平成28年3月
東京都足立区から

岡谷に移り住んだきっかけは

チェック柄のシャツを着てインタビューに答える男性の写真

勤さん わたしたち夫婦は、登山が趣味で毎年信州の山に通っていたので、5年前くらいから、信州に住みたいと思い、移住セミナーなどに行き始めました。仕事さえ見つかれば、と思いながらも、空調設備関係の仕事を30年来してきたので、その経験を生かせる仕事を希望するなか、もう一歩を踏み出せずにいたところ、昨年の9月、東京国際フォーラムで行われた移住交流の相談イベントで、岡谷と出会いました。市の担当者に仕事の話を切り出すと、早々に会社を紹介していただきました。それが現在勤めている「小口熱研」です。東京にもこれほどの規模の【勤さん】 会社はなかなかないので信じられないような気持ちでした。

三保さん 市のバックアップもあり、家探しや不動産屋さんとのやりとりなどが、とてもスムーズでした。一軒家に住みたい、という希望にかなう平屋が見つかり、月から、岡谷での新生活が始まりました。わたしも、家の近くで仕事を見つけることができました。決断してからは、あれもこれもとタイミングがよくて、とんとん拍子でした。

岡谷での暮らしはいかがですか?

眼鏡を頭にかけて黒い半袖を着ている女性がほほ笑んでいる写真

勤さん 移住ということを、職場の同僚や上司も理解し、応援してくれています。同じ仕事でもやり方に 違いがあるなか、いろいろ気遣いをいただき、情報交換しながら、勉強させもらううちに「ここで、やっていかれそうだ」という確信が持てて、今はとても充実しています。通勤や仕事先への移動が楽なのも助かります。生活のリズムやスタイルは、東京のころと大きく変えたくないと思っていたところ、それが保てているだけでなく、朝は、ランニングをして、おいしい朝食を食べようにもなり、心も豊かにする余裕が生まれたと感じています。

【三保さん】

三保さん 東京と比べ、お店の数が少ないことや、物価が少し高いと感じることもありますがそれに代えられないものがあります。自転車で10分走れば、大概のことは間に合いますし、近所のみなさんが野菜を分けてくださったり、いろいろ教えてくださったり。何といっても、山が近くて、すぐに登りに行かれるのがすごくうれしいです。

びっくりしたことは?

道路上で男女4人が水色と緑のはっぴを着て記念撮影している写真

勤さん 御柱…お祭りで会社が休みになったことです!
三保さん 最近になって、岡谷に来てから初の生ビールを飲みました。近くに飲食店が少ないせいでしょうか。それまで機会がなかったことが驚きです。夜、シルキーバス.の本数がもう少しあれば、まちなかにも出かけてみたいと思います。イベントなどのとき、臨時便が出たらうれしいです。

これからの楽しみは?

ゲレンデでスキー板をもって記念撮影している男性の写真

勤さん 昨年、会社の面接に来た日が諏訪湖マラソンだったので、今年は走ってみようとエントリーしています。もともと北海道出身で、子どもの頃からスキーをしてましたので、冬も楽しみにしています。

三保さん 引っ越してきたのが3月でしたけど、すごく寒かったので、冬運転と寒さがちょっと不安です。来てすぐの、御柱祭にも参加させてもらいましたが、これからも、地域のイベントなどを、積極的に楽しんでいきたいです。岡谷はとても暮らしやすいところなので、多くの人に移住してもらいたいです。

この記事に関するお問い合わせ先

工業振興課

〒394-0028
長野県岡谷市本町1-1-1
電話:0266-21-7000