「おかやですすめる食育」情報(2021.1)
『健康長寿のための3本の柱』
新型コロナウイルス感染症が流行し、楽しみにしていた通いの場がお休みになるなど外出の機会が減ったり、友人や離れて暮らす家族と気軽に会えなくなったり、以前とは違う日常を過ごしているのではないでしょうか。
特に高齢者の方は、このような状況の中、家で過ごす時間が長くなると、筋力が落ちて動けなくなったり、気持ちが落ち込んで閉じこもってしまうことなどが心配されます。
健康でいきいきと自立した生活を送るためには、下記の『健康長寿のための3つの柱』を意識した生活を送ることがとても大切です。
【栄養】しっかり食べよう【身体活動】しっかり体を動かそう【社会参加】外出・交流を楽しもう
健康長寿のための3つの柱
栄養(食・口腔機能)・身体活動(運動)・社会参加の3つの柱は、お互いに影響し合っています。どれか1つだけを頑張るのではなく、3つ全てを自分の生活の中に組み入れていくことが大切です。
【栄養】しっかり食べよう
低栄養を予防し、免疫力を低下させないために、しっかり栄養をとることやお口の健康を保つことが大切です。
- 3食欠かさずバランスよく食べて、規則正しい生活を心がける。
- 毎食後、寝る前に歯磨きをする。
- しっかり噛んで食べる、一人で歌の練習をする、早口言葉を言うなど、お口周りの筋肉を保つ。
今年度より、岡谷下諏訪広域シルバー人材センター会報『みずうみ』に、当市栄養士が考案した"健康いきいきレシピ"を掲載しています。
かんたんに作ることができるレシピを紹介していますので、ぜひご活用ください。
シルバー人材センター会報『みずうみ』第130号
作ってみよう!健康いきいきレシピより
■鯖缶の炊き込みご飯
■さつまいものオレンジ煮
■チンゲン菜とわさび漬け和え
【身体活動】しっかり体を動かそう
「動かない」(生活が不活発な)状態が続くことにより、心身の機能が低下して「動けなくなる」ことが懸念されます。また、転倒などを予防するためにも、日頃からの運動が大切です。
- 人混みを避けて、一人や限られた人数で散歩する。
- 家の中や庭などでできる運動(ラジオ体操、►自治体のオリジナル体操、スクワット等)を行う。
- 家事(庭いじりや片付け、立位を保持した調理等)や農作業等で身体を動かす。
- 座っている時間を減らし、足踏みをするなど身体を動かす。
【社会参加】外出・交流を楽しもう
孤独を防ぎ、心身の健康を保つために、人との交流や助け合いが大切です。
- 家族や友人と電話で話す。
- 家族や友人と手紙やメール、SNS 等を活用し交流する。
- 買い物や移動など困ったときに助けを呼べる相手を考えておく。
【ダイジェスト版】地域がいきいき 集まろう!通いの場
新型コロナウイルス感染症に気をつけつつ、高齢者の方々が健康を維持するための情報を簡潔に紹介しています。(約4分)
こちらのホームページでは、新型コロナウイルス感染症に気をつけつつ、高齢者の方々が健康を維持するための情報を紹介しています。
思い当たる症状があったら…もしかして『フレイル』かも!?
【食べて元気にフレイル予防】
フレイル予防のための食生活についてくわしく解説された冊子です。
★フレイルの兆候を調べるチェックリストがついています。
年をとって体や心のはたらき、社会的なつながりが弱くなった状態を『フレイル』といいます。
大事なことは、早めに気づいて、適切な取組を行うこと。
そうすれば、フレイルの進行を防ぎ、健康に戻ることができます。
この記事に関するお問い合わせ先
健康推進課
〒394-8510
長野県岡谷市幸町8-1
電話:0266-23-4811(内線:1177)
更新日:2021年01月19日